日本が世界的に非難されていること
1 jour 1 actuを知っているだろうか。
これはフランス語を勉強するのに、とても素晴らしいサイトだ。
さまざまな興味深いトピックについて取り上げて、フランス語で記事や動画を用意されている。その1トピックが1分くらいで読み終わるので、集中力がないわたしにはピッタリ。
そんな非の打ち所がない1 jour 1 actuだが、最近動画にて、あるトピックが取り上げられた。
タイトルは Pourquoi les Japonais chassent-ils la baleine?
日本語訳は、日本人はなぜクジラを捕るのか?
こちらのトピック、なんとコメントが55件(2024/9/14現在)ついている。
この1 jour 1 actuの動画は、コメント数1ケタが散見されるので、この55件、しかも開始2日でというのは、このサイト内では結構なバズである。
しかも、大体批判コメント。
ほんとにたま〜に、擁護コメントがあるなと思ったら、 「Je suis japonais(わたしは日本人)」と書いてある。
しかも結構な言われよう。笑
全ては紹介できないが、
1番上のコメントは「なぜ日本人は国際法に反してクジラを虐殺し続けているのにオリンピックから追放されないのか」
2番目は「とても悲しい」
3番目は「クジラを殺すのは良くないことだ。クジラは絶滅の危機に瀕している」
などなど。
他のコメントを見ても、「環境を破壊している」とか、「自分勝手だ」とか、「日本がこんなことをするなんて信じられない」的なコメントも見られる。
正直の正直、わたしはこの動画やコメントをみて、こう思った。
日本にいるときにも、たまぁ〜に捕鯨が叩かれているニュースをみたことがあった気もする。
でも全然気にしていなかったし、世界ではクジラをこんなに神聖視している見方や、捕鯨を問題視している声が多いことを知らなかった。
でも、ちょっとあまりにも無知だったな〜、という思いと同時に、豚や牛、羊とかを食うのと何がちがうん??とも思ってしまう。
クジラの個体数が減少しているという点で違うかもしれないが、わたしはそれよりも、お気に入りの居酒屋でくじらベーコンが食べられなくなる悲しみのほうが大きい。
あれちょーうまいんだよなぁ、、、まいかい頼んじゃう、、、、
….
わたしは、今回のこの記事でしか捕鯨に関する情報を知らないから、もしかしたら誤っている情報もあるかもしれない。
でもやっぱり日本に住んでいると、日本に対する、世界からの批判的な意見やコメントというのは、届きにくいような気がする。
こういう意見をしっかり聞いて、まず受け止めることは、多様性や自分の正しさを考えるうえで重要だ。
多様性は物事をややこしくするし、喧嘩が絶えないし、ない方が楽だ。でも楽ばっかりしていると無知になる。
これはぼくの好きな本、『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』という本の、ぼくの好きな一節だ。
ぼくの言葉ではないから、もしこの言葉をいい言葉だなと思ったそこの君、とくに恥ずかしがることはないぞ。
それと同時に、なんとなく、文化的・歴史的な習慣を批判されるって、こういう気持ちなのかもなぁ〜とも思った。