
人事評価
会社を運営していく上で難しい事の一つが「人事評価」であると思う
弊社では2020年に評価制度を導入し運営を行っている
正直非常に大変な作業ではあるが
従業員にやりがいを持って貰うという事はそれだけ難しい事だと感じている
評価制度がある会社は少なくないと思うが、ほとんどの会社が
途中で挫折するか、仕組みを会社都合に変えてしまうらしい
弊社の経営理念の一部は稲盛和夫氏の文言から引用し
「全従業員の物心両面の幸福を目指す」という言葉が入っている
紆余曲折あると思うが「従業員の為の評価制度」を構築していく事が
経営理念の追求に繋がると感じている
簡単に評価制度とはどういったものか?
唐突ですが「給与が上がると嬉しいですか?」といった質問に 「嬉しくない」と答える人は少ないでしょう
しかし「満足していますか?」という質問となると首を傾げる人が増えると思います。
例えば「業績が良かったから一律に5000円UPするね」
会社からすればコストUPするにも関わらず従業員の満足度は下がります
何故か?
「自分の何を認められて評価されたのか?」
「一律という事は頑張っても頑張らなくても一緒か......」
「私の方が頑張っているのに」
評価をするにあたって一番重要な事は「明確性」です
自分の役割ポジション
自分が会社に何を求められているか?
どの程度のレベル・頻度で行えばいいか?
達成した場合報酬はどうなるか?
旅行に行っても行きの道中は長く感じるが、帰りは早く感じる事と一緒で
人は「目的地・目標」が明確に認知出来ていないと生産性が落ちます。
すべてを期の初めに「明確設定」する事が一番大事だと本当に実感します
また、営業は数字があるから評価できるけど非営業はどうするの?といった質問も多いようですが
会社運営は「営業だけがいれば良いですか?」と考えれば答えは簡単です
非営業に行ってほしい事を数値化して目標設定をすればいいだけです。
従業員のモチベーションが一番上がらない評価方法は
社長や上長の「感覚評価」だそうです