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一級建築士製図試験のあれこれ

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資格学校の講師の立場から色々なことを書いていきます。受講に多額のお金が必要なことからモヤモヤする人もいると思います。そんなモヤモヤを少しでも解消する一助になればと思います。
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2020年10月の記事一覧

2020年一級建築士製図試験 本試験課題エスキスと感想

はじめに試験終了から10日以上が経ってしまったので需要はもうないかも知れませんが、エスキスと解いてみての雑感、受験生の答案などから見られる傾向や合否のポイントになりそう(個人的な見解)なことなど書いていきたいと思います。 1/400 雑感とポイント解いてみての感想としては、「特に難しくはない、むしろ本試験としては簡単な部類かな」というものでした。担当受講生に話を聞いていても「難しい」という感想を持った方はおらず出来なかったという人も少なかったようです。それは試験当日の復元

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今年もサプライズはあるのか〜2020版

はじめに昨年書いた記事を今年の内容を踏まえて書き直したものになります。 前半はほとんどコピペですが有料部分で少しだけ改変しています。 他のダメ講師が担当になっている受講生に伝えておきたい内容とは異なり僕の個人的な考えです。妄想と言ってもいい内容もあります。 最終講座、または明日の直前を受講する方はおそらく似たり寄ったりのことを講師から言われると思います。ので、余計な情報を入れたくない人は読まないほうがいいと思います。 合否の分かれ目毎年、感覚的にですが、学校に来ている8割

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エスキスのコツ〜管理ゾーンの納め方

はじめにプランを苦手とする人は「管理ゾーン」や特記でのスペース要求が多い大面積室のレイアウトに時間がかかり過ぎている傾向があります。 エスキス時間にも限りがある中、時間をかけずに効率よく管理ゾーン等をまとめることは非常に重要なことは言うまでもないでしょう。 こうしたプランは「エスキスのコツ〜平面検討・プランニング」の内容をエッセンスとして手早くまとめることが出来ますがここではより詳細に「管理ゾーン」に特化して書きたいと思います。なお、以下具体的に「管理ゾーン」について書きます

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