世界のゴルフ動向 その35
1.LIVゴルフプレーヤーからメジャーチャンピオン誕生、リチャード・ブランド全米プロゴルフシニア選手権優勝
ミシガン州のハーバーショアーズリゾートで開催された、キッチンエイド全米プロシニアゴルフ選手権で、現在LIVゴルフのクリークスGCに所属するリチャード・ブランド(51)が最終日8アンダーで回り、前日までの1打差を逆転し初のシニアタイトルをメジャーで飾りました。
LIVゴルフが誕生してからメジャーを獲得したのは、昨年の全米プロでブルックス・ケプカが優勝して以来2人目、勿論シニアでは初の快挙です。
この優勝によりブランドは、来年の全米プロゴルフ選手権(クエイルホロークラブ)の出場権を獲得しました。
2.マイケル・トルビョンセン、PGAツアーユニバーシティランク1位確定でツアーカードゲット
NCAA選手権が終了したことにより、現在大学4年生が出場できる試合はこれで終了しました。
PGAツアーユニバーシティランクもこれで決定、スタンフォード大4年のマイケル・トルビョンセンがランク1位が決定。来月からPGAツアーに出場できるツアーカードをゲットしました。25年まで有効です。
さてNCAA選手権ですが、トルビョンセンは第3ラウンドで敗退という憂き目を見たのですが、ランク2位だったジョージア工科大学4年のクリスト・ランプレクトが第1ラウンドで背中痛のため棄権したことにより、トルビョンセンの1位がこの時点で決定しました。
トルビョンセンはニュージャージー州で行われる来月3日の全米オープン最終予選に出場エントリーを済ませ、プロとしての実戦がスタートします。
そして6月のシグネチャーイベント2戦、メモリアルトーナメント及びトラベラーズ選手権の主催者推薦を得ているので、プロデビュー戦はメモリアルトーナメントということも判明しました。
フルフィールドでの出場となると、来月27日のロケットモーゲージクラシックからとなります。
全米オープン出場となれば来月いきなり4連戦となりますが、先輩プロ達に”ご挨拶”をしておきたいところです。
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