第7回:障害者枠の一次面接って何を聞かれるの?→健常の面接と変わりませんでした
こんにちは、あとさけ@双極Ⅱ型正社員です。
前回は合同面接会に参加して「入社したい」と思える一社と出会うまでをお話ししました。
今回は一次面接で聞かれた項目と、答えるときに意識したポイントについてお伝えしたいと思います。
合同面接会では結局、簡易面接を3社受けました。他2社からはお見送りの連絡が来ましたが、本命の1社(以下「A社」と呼びます)は無事通過!2週間後に1次面接が設定されました。
ちなみにA社は「1次面接→SPI→最終面接→内定」のガチ構成だったんですよ……これ普通なんでしょうか?結局A社しか受けずに就職してしまったので、いまだに障害者枠採用のスタンダードがわからずにいます。
ですので私が体験した採用活動について書いていきますね!お役に立つといいのですが。。
その1次面接は人事担当者が面接官でした。
質問内容はこんな感じです。
1.自己紹介
通常の面接と全く同じで、「では自己紹介をお願いします」と促されます。履歴書の内容を簡潔にまとめて話す練習をしていった記憶があります。
2.職務経歴
健常の面接と一番違うのはこのパートかもしれませんね。空白期間だらけの経歴について病歴を絡めながら話しました。「そういう人」という前提で面接に臨んでいるので気は楽でしたよ!
また、ここ数年間安定して働けている点を強調して「今はフルタイムで問題なく働ける」と強くアピールしました。
3.今の勤め先を途中退職することは可能か
当時のパートについて「何月頃退職できそうか」確認されたので、業務状況を踏まえて「2か月先」とお伝えしました。
4.配偶者の転勤はないか
転勤族の配偶者は難しいということでしょうか……。
5.働くことに家族の同意は得られているか
実は当時、私はかなり強引に転職活動を進めていて家族とは話し合いができているとは言えない状況でした。
もちろん面接時は「得られています!」と言いましたが、働き始めてから家事の配分や働き方など本当に色々衝突することになりました。これから就活する方は最初にとことんお話ししておくことをおすすめします……。
6.不調時はどのような症状が出るか
第5回でエージェントに伝えた内容をここでも聞かれます。私はエージェントに提出した↓のメモ(出力紙)を手持ちで面接に臨みました。
エージェントからA社には伝えてもらっているはずですが、大事なことなので何度でも伝えます!結局入社したら忘れられてましたが笑。
7.仕事で得意なことは
この質問が私は辛かったですね!だって職務経歴ボロボロでキャリアもスキルもない、自己肯定感どん底の状態ですから笑。
そんな状態でも、何とかパート先で同僚に褒められたことを思い出して「ファイリングのルールを作って業務効率化を図りました」とか何とか回答しましたね……。いまだに自分の業務上の長所とか分かりません!!
8.1社目のスキルは以降の仕事で活かせているか
第1回で触れたとおり、私は新卒で2年半、IT系企業に勤務しました。
そこでのハードワークでがっつり精神を病んだので私としてはトラウマなのですが、どうやらA社ではITの知識がある人材がおらず、私のなけなしのキャリアに注目したようでした。
A社の募集職種は「事務サポート」だったため当時は質問の意図が読めず、「いやーあんまりですねー」みたいな間の抜けた返しをした気がします。
今から考えると短くても注目してもらえるキャリアというのはあるのだなーと思いますね。ただ渦中にいるとわからないんですよね……。
今回は1次面接で私が聞かれたこと、答えたことをお伝えしました。
次回は最終面接についてお話しします。
最後までお読みいただきありがとうございました。