2020年7月のまとめ

noteを書き始めて2年が経過したのが今月でした。更新してもう3年目に入ったということになります。早いものですね。

ちなみにこの記事が，756日目なのだそうです。記念に画像を残しておきます。

では今月も，記録を残しておこうと思います。

本が出ます

そうそう，8月に新しい本が出ます。

性格の発達，国による違いや県民性のような国内の違い，時代による平均的な性格の変化，男女の違い，恋愛や結婚に関係する性格，身の回りのことがらと性格との関連，役に立つことにつながる性格など，いろいろな研究を紹介しながら，性格をどのように考えていったらよいかをまとめたものです。このnoteにも書いた内容が本の中にも登場してきますので，もしも書店などで見かけたら手に取ってみてもらえると嬉しいです。

性格とは何か-より良く生きるための心理学 (中公新書 (2603))

この本については，また出版されたころにあらためて書いてみたいと思います。

よく読まれた記事

では毎月末恒例の，今月投稿してよく読まれた記事を紹介します。

5位：おすすめの本：ステレオタイプ脅威

第5位はオススメ本の紹介です。この回では，『ステレオタイプの科学――「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか』を紹介しました。

4位：人を判断するときは「あたたかさ」と「有能さ」で判断する

パッと人を見て，「この人ってこういう感じだな」と判断するときには，だいたい2つの要素が表に出てくるということのようです。

3位：夫婦生活に満足するのはどんな性格のカップルなのか

夫婦の性生活に関連する性格というのはあるのでしょうか。そんな素朴な疑問も研究になるというひとつの例ですね。

2位：働いているときの性格と家にいるときの性格

就活などで性格検査に回答すると，「こういう状況だからこういうふうに回答するのでは？」と想像する人は一定数いそうです。じゃあ本当に，家にいる感じで回答したり，職場にいる感じで回答したりすると，本当に得点差が見られるのかということを検討するのも，ひとつの研究になります。

1位：どんな性格の人が自粛要請に従ったのか

パーソナリティとコロナウィルス感染症のための自粛要請に従う傾向との関連を検討したポーランドの研究です。