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代用肉を使う人の性格
高田馬場駅のすぐ横に「マルコメ」の直売所があります。
味噌製品も売っているのですが,大豆ミートも販売しています。なかなか使い勝手がよくていいと思いました。ぜひ試してみてください。
代用肉
動物性の肉に代わって食べる代用肉の世界市場は年々増加しており,2025年には世界で75億ドルの市場規模になると考えられています。
植物性の代用肉は,長年にわたってヴィーガンやベジタリアンの消費者と結びついていましたが,今では一般の消費者にとっても手に入れやすく,使いやすくなってきています。食肉消費の削減は,食肉の消費によって引き起こされる健康,環境,倫理的な問題に対する救済策だとも考えられていることから関心が高まっています。
しかし,誰もがそのような考えに基づいて代用肉を選択するとも限りません。
個人差
代用肉にもいろいろなものがあります。植物性の代用肉として昔からあるのは豆腐やテンペ(インドネシアの大豆の発酵食品),レンズ豆やひよこ豆などの豆類,大豆ミートなどの加工された代用肉,そして動物細胞を培養した培養肉,さらにはコオロギやミルワームから作られる昆虫肉などです。
これら代用肉への態度,意図,消費に対する個人差の背後にはどのような要因があるのでしょうか。たとえば次のようなことが考えられます。
◎持続可能性が高いという倫理的な関心
◎より高い栄養素を重視する傾向
◎味の好み
◎親しみやすさのイメージ
◎社会的規範や態度
◎新規な食物への恐怖症
◎バイオテクノロジーへの不信感
◎肉製品への愛着
HEXACO
HEXACOモデルは21世紀に入ってから広がったパーソナリティモデルの一つです。6つのパーソナリティ特性が設定され,さらにその下にファセットも設定されます。
H因子(正直さー謙虚さ)が含まれることで,より倫理的な個人差も測定可能になっています。
HEXACOモデルは消費者の食肉代用食品の試食,購入,支払い意欲に関連するのでしょうか。関連を検討した研究が行われています。こちらの論文を見てみましょう(Open to experiencing…meat alternatives? The HEXACO personality model and willingness to try, buy, and pay among omnivores)。
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