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固執

我ながら呆れるが、これらは左からオリンパスのE-PM1が2台、それとE-PL3である。
3台とも写真が撮れる。
だが3台とも共通した故障がある。
それは手ブレ防止のエラーである。

ぼくはカメラでも車でもそうだが、本来機能するはずのものが機能していないのが嫌だというタチだ。
全体からすれば大したことではないにしても、例えば車ならパワーウインドウのスイッチのバックライトが切れたとか、そんな些細なことでも治さないと気が済まない。
なので、こうしたエラーも治したくなるわけだが、もうこれらは生産が終了してしばらく経つのでメーカーの修理はあまり望めない、また引き受けてくれても費用が高額になる可能性が高いのだ。
それなら買い直したほうが安い、ということで買い直してみるものの、それらが次から次へと同様のエラーを吐くのだ。

カメラ自体はシンプルな外観や使いやすさから気に入っているものだけに、なんとも残念である。
しかしさすがに3台続けて、となると、いくら気の長い(?)ぼくも、さて次のものをという気にはなれない。先日買ったWtulensもこれを母機にするつもりだったので、すっかりアテが外れてしまったのだ。

そこでEマウントのNEX6に付けてみようとマウントアダプターを買ったのはいいが、同じCマウントのCCTVレンズが、レンズの問題かアダプターの精度の問題か、これがまるで使えないのだ。
NEX6にはちゃんとレンズもあるのだし、遊びで使えたマイクロフォーサーズ機がないのは、ちょっと寂しい。

そこでパナソニックのGF1を思いついた。
GFはたぶん10くらいまで進化しているはずだが、その初号機である。
2からは軍艦部が丸っこくなったりと、あまり好きではないから1に絞る。
遊びなんだから何万円もするのは問題外だ。

それであれこれと見てみるが、昨今のコンパクトカメラ人気の影響なのか、どれも軒並み価格が上がっていて、それは中古も同様なのだ。
それでもなんとか数千円のものを探し当てて、今日届いたのがこれだ。

まっ四角なのがいい。
カメラとしての基本性能がなんたらという記事も見かけたが、こちとら2000年ちょっとあとくらいのカメラを普段から使ってるわけで、2009年のカメラに文句なんかあるはずがない。
手ブレ補正はつかないが、最初からついてないんだから問題ない。

ずっと昔の話だが、これに古いシネレンズをつけて、たすき掛けでポタリングしているおじさんがいたのだけど、それがとてつもなくオサレに見えた。
いっちょママチャリでチャレンジするか!というわけだ。
まあ決してオサレではないわな。

ところで、このオリンパスの3台。
どなたか要るだろうか?
手ブレ補正はダメだけど、ほかは問題なし。
まあそんなのはメルカリなんかにも山ほど出てるけどね。

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