「行列のできるエクセレントカンパニーを目指す」の具体的なイメージを持てるかどうかがビジョン達成の鍵。エイトレッドのビジョンとバリューについて、岡本社長に話をしてもらいました。(後編)
▼前編の記事はこちら
■「常に相手の立場に立って考え行動する」
−noteチーム
引き続きよろしくお願いします。ここからはエイトレッドの3つのバリューについてお伺いしていきます。
1.常に相手の立場に立って考え行動する
2.謙虚な姿勢を持ってオーナーシップを発揮する
3.挑戦したら成果が出るまで何度でもチャレンジする
岡本:よろしくお願いします。バリューはビジョンやミッションを達成していくための重要な行動指針になるので、なぜこの3つのバリューなのかをお話しできればと思います。
−noteチーム
ありがとうございます。早速ではありますが、1つ目の「常に相手の立場に立って考え行動する」について具体的にお聞かせください。
岡本:はい。「常に相手の立場に立って考え行動する」はバリューの中でも、一番大事にしたい部分です。
エイトレッドのメンバーも相手の立場に立って結構考えています!とは言いますが、今よりもっと細かいところまで相手を想って考えてくれると嬉しいです。
例えば、エイトレッドに来訪される方に対して、「何時にお待ちしています」などのやりとりをすると思うんですけど、受付がある1階は基本的に飲食店街なのでまさかオフィスがあるのかと、迷われる方もいると思うんです。
そのように分かりづらいところへ訪問する人の立場に立って、私は「1階のレンタカー窓口と中華店を通り過ぎた先の左側に受付があります。内線電話でこの番号を呼び出してください」と細かく伝えるようにしています。
このように、相手の立場に立って考えることを細部まで拘って欲しいと思い、このバリューにしました。
−noteチーム
3つのバリューはどれも大事だと思うのですが、特に1つ目の「常に相手の立場に立って考え行動する」を強調したい理由はなんなのでしょうか?
岡本:そうですね。ミッションにもつながる説明になるのですが、仕事(ビジネス)は相手がいるからこそ成り立っているものですよね。なので、相手の立場に立って気遣うことが一番重要だと考えています。
相手がいるから仕事も生活も会話もできています。どうしても相手は必然的にいるように思えてしまうのですが、何か相手を困らせたり悲しませたら、当然ながら離れていってしまいますよね。
だからこそ、目の前の相手を理解しようと努力して、相手のために行動していくことが大切です。
相手を想った行動はまわりまわって良い意味で自分に返ってくるはずなので、エイトレッドのメンバーが相手の立場に立って行動して欲しいという想いが特に強いですね。
▼ミッションについて理解を深めたい方はこちらをお読みください!
■「謙虚な姿勢を持ってオーナーシップを発揮する」
−note
チーム2つ目のバリューについてはいかがでしょうか?
岡本:はい。2つ目のバリューである「謙虚な姿勢を持ってオーナーシップを発揮する」に関してはオーナーシップ、つまり一人ひとりに自発性・自主性を持ってもらえるように作ったバリューです。
人のせいにはしないとよく言いますが、自分の仕事に責任を持って、全てを自分事に捉えて、自分から物事を進めていくことがオーナーシップだと思います。
謙虚になることは当たり前のことです。相手によって態度を変えないという人として当然のことをして欲しいという想いで、謙虚というキーワードも入れました。
−noteチーム
謙虚という部分は、ミッションにも紐づいているように感じますね。
岡本:仰る通りです。ミッションである「人と人のつながりを創り続ける」ためには人の立場によって態度を変えていては、つながりは広がっていかないので、気をつけないといけませんね。
ですので、相手を思いやる謙虚な姿勢を誰に対しても持つことが必要です。
また、相手から受け取ることだけを待つのではなくて、自ら発信していき、相手に寄り添っていくオーナーシップも、人とつながりをつくるには必要なことだと思うので、謙虚さとオーナーシップはミッションを遂行するためにも大切ですね。
■「挑戦したら成果が出るまで何度でもチャレンジする」
−noteチーム
それでは、3つ目の「挑戦したら成果が出るまで何度でもチャレンジする」についても想いをお聞かせください。
岡本:はい。これに関しては、一言でいうとチャレンジに伴う失敗ならいくらしても良いよということが本当に伝えたい意図なんです。
エイトレッドのメンバーは優秀で真面目である反面、どこか失敗を恐れている部分があると感じます。
私自身、恥ずかしながら失敗はたくさんしてきましたが、この失敗を繰り返さないよう気をつけたことで、成長できたところがあるので、メンバーにはぜひ今のうちに、たくさんチャレンジをして欲しいなと思っています。
成果が出るまでチャレンジし続けるということは、どこかで必ず一回は失敗していると思んです。ただ、成果が出る前に挑戦することを諦めると失敗すらしていない状態になりますよね。
これは成長できるチャンスを自ら潰しているようなもので、もったいないと感じます。
−noteチーム
ありがとうございます。自らチャレンジをして行動に移すことが第一歩ということですね。
岡本:ただ、これは私がやれと強要することに意味はないと思っています。
自分で気づき自分でバリューを意識してやってみて、体験・体感しないと分からないと思います。
チャレンジをした結果の失敗は、いろんな感じ方や捉え方を本人に与えてくれますし、成功や失敗などの結果も出てきます。それこそが人を成長させてくれますし、組織の成長につながってくると思います。
■ ビジョンとバリューはミッションにつながっている。
−noteチーム
ここまでビジョンとバリューについてお話をお聞きしてきましたが、やっぱり3つともミッションにとても関係があるように思います。
岡本:そうですね。ミッションがコアで、ミッションの考え方を持ってビジョンに向かって行動していく。そして、ビジョンを達成するためにはバリューが絶対に必要になってくる。
なので当然、ビジョンとバリューはミッションを通じてつながっているんです。
−noteチーム
ミッション、ビジョン、バリューの関連性についての理解が深まりました!最後になりますが、ビジョンとバリューについて伝え残したことはございますか?
岡本:エイトレッドのミッション・ビジョン・バリュー全てに関わることですが、やはり最後に伝えたいのは、「相手の立場に立って考え行動する」という1つ目のバリューの大切さですね。
つながりを大切にすると、相手から信頼されて、やがてその人がファンになってくれて、さらにつながりが増えていく。
この循環が自分の大きな味方になり、やがて自分の足りないところを仲間が補完してくれるようになります。
こういった循環が自分で作れるようになると、今は社内メンバーとだけで仕事をしている方も、社外も含めて自分のつながりの輪を広げていけます。
私はこうした人とのつながりによって人生が豊かになったと感じているので、この記事を読んで、こうした働き方をしてみたいと感じていただいたメンバーには、ぜひ実践してみてほしいと思います。
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