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束見本→製本までの二週間
最近、輝夜月ちゃんから元気をもらっています。佐久良マサフミです。
別に落ち込んでいることがあるワケではないのですが、圧倒的なパワーで観る者を笑顔にする力は、とても魅力的に映ってしまいますね。
今回の投稿では束見本を見て、製本に進むまでの道のりを皆様にお伝えできればなと思います。
束見本→製本という工程のエピソードは、なかなか聞くことがないものかと思います。
よし。貴重な記事にしてやるぞ。
と、ガムのくちゃくちゃ音を大きくしていきり立ちます。(部屋にひとり)
束見本完成後、
今回のDTPをみていただいていた赤松翔さんと、グラフィックデザイナーの安村晋さんとメールで簡単な打ち合わせを行いました。
このまま印刷・製本を行っても問題はないか。色はこのままでいいか。
もっと工夫したほうがよい点などを見つけていきます。
実際、カバーの表紙にくる著者名の位置が左に寄りすぎていたり、
本文ページの小口が狭かったり、
タイトルが見切れていたりと、
※右側が切れていました……。
修正点がいくつか浮き彫りになっていきます。
修正したデータをプリントキングさんに送り、返ってきたメールに対応し、DTP担当、装丁担当、印刷担当の方々とすり合わせを行っていきます。
わたしはそのやりとりを見守り、細かな要望を伝える程度しか行っていませんでしたが、みなさまのご協力のおかげでとてもスムーズにに進行しました。
「塗り足し規格に変更されていますが、解像度が規定より低くなっております」
「文字のアウトラインを取った状態でai形式にて再度ご入稿頂いても宜しいでしょうか?」
なんのことかさっぱりでした。
この企画が終わったあとは、ちゃんと勉強しよう……。
と強く思いました。
プリントキングさんも、融通の利いたご対応を数多くしていただき本当に助かりました。
書籍のかたちとなると失敗は許されません。
今まで以上に瞬発的に連絡を取り合い、緊張感のある二週間になりました。
そして何より、
装丁も本文も含めて自信のあるものが出来上がったのではないか。という達成感もあります。
改めてお手伝いをしてくださった方々、
本当にありがとうございました。
完成をお待ちください。
それでは……。
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