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新天地|生活の拠点をフィジーへ

コロナ禍でオンライン授業と共に始まった大学生活も4年目。周りの同級生たちは就職活動に励む中、このタイミングで1年間の休学期間に入ることを決めました。

休学をした私の新天地は
南太平洋の小さな島国フィジーです。
今回は【なんで休学するの!?】【フィジーを選んだ理由は??】などに焦点を当てて、自分自身のスタート前の整理も兼ねたnoteになります。

どうして休学をするのか

とあるきっかけで、大学2年生の秋ごろに自分自身と向き合うタイミングがありました。

大学に通い、アルバイトをして、好きな人たちと過ごす毎日。満ち足りてはいたけれど、大学を卒業した数年後に今ある日々を振り返った時に、自分は何を残せているんだろうと考えました。

「〇〇に夢中になりました」
「〇〇をたくさん頑張りました」

そんな風に自信を持って言えるものは、当時の私にはありませんでした。

YouTubeが活発になってきた10年くらい前に「好きなことで生きていく」なんていうキャッチフレーズが流行りましたが、悩んでいた当時はその「好きなこと」すら分からないという状況でした。

そんな中でも、自分が持っていた唯一の意志は
海外で生活したい」でした。
自分と向き合う中で、今後どんなキャリアを歩んだとしても「海外で生活する」ことだけは強く叶えたいことだと気づき、

じゃあ何よりもそれを優先して実現できるようにしたらええやん(だって他にやりたいことないんやから)

という結論に至りました。社会人として経験を積んでから、お金が貯まってから、という意見もあるかもしれませんが、それを待って今のこの気持ちが果たして同じ温度で残っているかと言われると分かりません。こだわりや意思があまりない私にとって、数少ない、強くて新鮮な気持ちを尊重したいという想いのもとでの考えです。

そして、大学生のうちに実現するためにも、その頃から漠然と休学は意識するようになりました。

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とはいえ、休学するということは、学校に通って勉強する1年と同等か、それ以上の価値を得られるだけの目的がないと、踏み切れず。

語学留学、ワーキングホリデー、世界一周...etc
海外に行く「手段」はたくさんあると思いますが、どれもこれも今の自分にはしっくりこないというか、それを経た後に求める「変化」がなく、ただ時間だけが溶けていきそうな気がしていました。

そうやって考えているときに、フィジーでの海外インターンに出会い、「これだ!」と直感でピンときて、休学という選択をとることにしました。

どうしてフィジーを選んだのか

フィジーは日本から飛行機でおよそ9時間ほど離れたオセアニアの島国。面積は四国と同じくらい。
人々は決して裕福ではないし、長寿なわけでもない。だけど、世界幸福度ランキング第1位の国です。

フィジーでは主に現地に来る学生の研修プログラムを作成・運営し、それにまつわる業務を手広くやる予定です。こちらは実際に業務が開始した後、レポーティング的にもまた内容や経過を詳しく話せたらと思います。

今回伝えたいのは「どうしてフィジーだったのか」で、理由は大きく2つあります。

①キャリア事業に関わりたい

個人的な中長期のビジョンとして「若者により多くの選択肢を与える」仕事をしたいと考えています。すごくぼやっとしているので、例えば、どういう職業形態で、どういったツールで、さらにはどういったテーマで、といった具体は全然なく、その解像度を上げるためにも、今は実践的に色んなことを経験したいという想いがあります。

それを踏まえた上で、今回のインターンでの業務内容は自分の今後取り組んでいきたいこととの親和性も高く、さらに個人としてのスキルアップの面でも成長環境が整っていました。

②ダイレクトにフィジーという国への関心

大前提、私はとても「人」がとてもすきです。普段から愛想があんまりなく、ロボットかサイコパスかなんて言われたことも一度ではないので意外がられるかもしれませんが、やっぱり何よりも大切にしているのは「人」だなと思います。

これはTABIPPO学生支部時代の大好きなメンバーからもらった褒め言葉。嬉しすぎてスクショした。自慢しちゃう!!


だからこそ、自分自身で目の前にいる人たちに向き合い、言葉を交わし、世界にどんな人たちがいて、何を考えているのかを知りたかった。

特に私の性格で言うと「効率・ロジックが正義」みたいなところがあるので、自分で言うのも変ですが人生生き急いでる感じがします。

一方で、フィジーの穏やかさや余白のある空気感は、忙しない自分にはないものばかり、むしろ真逆と言ってもよくて、とても惹きつけられました。

休学をして、みんなよりは少し遠回りな道かもしれないけど、いつもなら最短経路を選んでしまう自分だから余計に、この場所で過ごす意味を強く感じました。

コロナ禍になって約3年。
日本の累計死者数は現在約7万人。年平均にすると2万人ちょっとくらいです。
それに匹敵するのが自殺者数で、これも大体年間2万人くらい。
こういう数字を見ると幸せって何なんだろうな〜とつくづく思います。もちろんすごく偏った切り口の話なので、これだけで何かを判断するのは違うと思いますが。

少し話は逸れちゃいましたが、そんな日本とは違う場所で、自分を「変える」わけではなく、もう1つ2つ、ステップを上げられるように、フィジーという国で【人】と関わり、たくさんの経験をしたいです。

おわりに
〜大学生活残りとこれから〜


ここまで読んでくださった方がいたらありがとうございます。

自己発信がとにかく苦手な上に真面目な話ははぐらかしちゃう節があって、思考の深層部分を伝える場面もあんまりないので、知り合いですらはじめて聞いたよなんてこともあったんじゃないでしょうか。

端的にまとめるために、バックグラウンドに関わる話や細かい話は、はしょったところもあるので、それはまたいつか。

そして、フィジーでの経験でより成長したいのはもちろんですが、大学生活は残り2年なので、分野に縛られず、めいっぱい色んなことに挑戦したいというのが今思うことです。

TABIPPO学生支部時代に引き続き、旅関連のお話はもちろん、コミュニティ関連、企画・イベント、新たなプロジェクト・依頼など、アイデアベースから何でも積極的に受け付けているので、面白いこと一緒にやりましょう!て人がいたら気兼ねなく声かけてください。

7月くらいまではまだ日本にいるので、話してみたいとか、とりあえずちょっとの時間でも会おうよとか、飲み行こ〜みたいな誘いも受け付けてます。

あとよかったらフィジーにも遊びに来てください。

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そしてまたパワーアップして、戻ってきます。

Every kind of day is to enjoy the day thoroughly.
(どんな日であれ、その日をとことん楽しむこと。)

オードリー・ヘプバーン

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