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【ステージ企画】IPを活用した新しいビジネス戦略を【役職者インタビュー】Vol.12
こんにちは!株式会社A3の広報担当です🌸
株式会社A3は、人々の生活がもっと楽しく、豊かになる未来を実現していくことを目指し、IPを活用し、幅広いプロダクト・サービスを提供しています。
楽しみを創造し提供する事業領域において、世界を代表する企業になるため、多くのポジションで積極的に採用中です!
当社のことを皆さんにより知っていただくため、今回はIPビジネス室の六信(むつのぶ)さんにお話を伺いました。
六信さんは広告会社のプロデューサーとして、アニメやキャラクター関連のビジネスを数多くプロデュースし、2023年にA3へ入社しました。現在はIP(※)を使った新しいビジネスを創出する、IPビジネス室の室長として活躍しています。
所属部署の業務内容や、ともに働く仲間への期待についてお話いただきました🌸
(※)IP…知的財産のこと(ここではアニメや漫画、ゲームといった作品に関する権利等を指す)
入社理由
――A3に入社した動機を教えてください。
前職の広告会社では、IP所有元の商品化窓口の担当でした。更なる収益向上を目指す中で、自社発信で制作・販売をする専門の組織が作られました。そこの責任者だった時に、取引のために検索で見つけたのがA3です。
当時のA3は、埼玉県川口市内のマンションの一室をオフィスとしていました。A3はその後、川口市内の大きいビルに引っ越したり、現在の池袋オフィスのフロアがまだ半分も使われていない頃もありました。当時はまさか自分が入社するとは全く思わずお付き合いさせていただいていましたね。「会社を辞めようを思っている」と小澤社長にお話しした際に誘っていただいたことが、入社のきっかけです。
――社長からのお誘いを受けて、入社を決めた理由を教えてください。
ものづくりに携わりたいという想いもありましたが、自分のこれまでの経験がA3に活かせると考えたのが大きいですね。
当時のA3は企業同士のお付き合いに力を入れられておらず、取引先の上層部とのネットワークが少ない状態でした。私はA3の取引先となる業界にも顔が利いたので、そのネットワークも活かし、人脈を拡げるという面でも貢献できればと思っていました。現在は大手出版社にもお引き合いをいただいており、そこから新しいお話をいただくこともありますね。
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IPビジネス室について
――IPビジネス室の業務内容を教えてください
現在はステージの企画を多くおこなっています。ステージといっても、朗読劇やイベント、舞台の企画制作など、多岐に渡ります。その中の企画・制作からチケット販売、関連グッズの企画も含め、全てIPビジネス室がプロデュースしています。
2024年9月には、生駒里奈さん主演の朗読劇『青野くんに触りたいから死にたい』を開催しました。朗読劇の企画自体は外部プロデューサーからの提案で、キャスティングは私が直接連絡を取ってやらせていただきました。これまでは、舞台役者や劇団出身のプロデューサーからの提案を受けて配役するやり方が多かったので、芸能事務所さんと取引するのは初めてでしたね。
――企画が成立するまでには、どういった工程があるのでしょうか。
まずIPビジネス室がやりたい企画を立て、それに合う作品を外部(演出家など)にお伺いし、提案を受けます。MD(営業企画)から作品の版権元に打診してもらったあとは、我々IPビジネス室が版権元へ企画提案をおこないます。企画が通ったあとの公演までの監修出しや連絡は、IPビジネス室が担っています。
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――企画から公演を終えるまでの中で、意識していることはありますか?
ビジネスプロデューサーは売り上げを立てるのが仕事であって、いいものを作ったからといって利益が出るわけではないのが実情です。「いい作品を作る」という視点はクリエイターに任せて、我々は利益を出すための戦略を練ることが、組織のモデルかなと思いますね。
なので我々は、作品の台詞や演出を考えることはありません。クリエイターとしての視点はないので、「いい作品」を作るのは周りのスタッフで、「彼らが自信の持てるものを、どれだけ実現できるか」を考えるのが我々IPビジネス室の仕事です。さらにそれを通じて、いいものを作ってくれるパートナー――外部スタッフの期待に応えるためには、さらに売上を立てる必要があります。「どうすればチケットが売れるか」「どうすれば多くの人に価値を提供できるか」を考えていくのが、プロデュース業務だと思っています。
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A3の社風について
――A3で働く中で、面白いと感じることを教えてください
全員が新しいことにチャレンジできる社風なのが面白いところだと思います。普通の会社であれば、こんな風に積極的にチャレンジさせてもらうのは難しいです。組織が大きくなればなるほど、1つのことにチャレンジするためにいろんな人の意見を聞いて、いろんな決裁をもらって、やっとそれが可能かの検討段階に移れるかと思います。
この会社はすぐにチャレンジさせてもらえて、失敗してもそれを肥やしにして、それをベースに新しい挑戦ができる。だからこそ、成長していっているんだと思いますね。常にチャレンジさせてもらえることは、楽しい点かもしれないですね。
――具体的に、新しいことができていると感じるエピソードはありますか?
2024年10月におこなった公演も、新しい試みでしたね。初のBL朗読劇で、音声ドラマCDの販売と、原作グッズと出演者グッズの両方の制作を実施しました。そういった、「ちょっとやってみたい」ことにチャレンジさせてもらえる環境です。
2024年4月には、「2人朗読劇」という公演を企画しました。2名の声優を起用した10~15分の朗読劇で、設定や演じる役を入れ替え、同じオリジナル脚本で2回上演があります。
そういった新しい取り組みを通じて「ここをもう少し工夫するともっと伸びるな」と感じた点を、次に活かしたりもできます。ビジネスモデルをチェンジさせながら成長させていけるというのも、楽しいことだと思います。
――一緒にはたらく人に求めることを教えてください
やはり、チャレンジしていきたい人ですかね。
向いていると感じる人は、受け身ではなく、自分から何かをやりたいと言える人だと思います。言われた作業をこなすだけの人は向いてないと思いますね。
とはいえ、いきなりは難しいかもしれないので、まずは勉強してからでも大丈夫です。ただ、それができる可能性のある人がいいと思っています。
ノウハウを持った人がせっかくたくさん会社にいるので、それをしっかり吸収して、自分のものにしていくことができればいいと思います。
私が前職で師匠としていた某出版社の方に色々と教えてもらってたこととしては、完全オリジナルでゼロから作品を作れる人はそういないんだと。元々あるものをベースに、どうすればさらに面白くなるかを考え、より良いものを作っていけばいいんだと、師匠に教えを乞うて勉強してきました。そういった教えは伝授していけるので、スポンジみたいに吸収していける人に来てほしいと思います。
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