マガジンのカバー画像

エチオピアの旅

11
ナイルの源、世界最古のキリスト教国といわれるエチオピアが誇るさまざまな史跡や、アフリカ大地溝帯の雄大な自然を訪ねました。
運営しているクリエイター

記事一覧

エチオピア素描

エチオピア素描

これまでに書いたエチオピア旅行記を、以下にまとめました。最後に、印象に残った写真をこぼれ話的にピックアップします。

村の朝  道行く人が揃って白い衣をまとっているのは、礼拝に行く途中なのでしょうか? 朝もやのなかに、ゆらゆらと揺れる白い人影が幻想的でした。

エチオピアのソウルフード、クレープのようなインジェラを焼く女性。酸味があって、よく雑巾に例えられます。確かに・・・ 

エチオピア最大のタ

もっとみる
断崖の洞窟に建つナアクト・ラアブ教会(エチオピア)

断崖の洞窟に建つナアクト・ラアブ教会(エチオピア)

ラリベラの郊外に、天国に一番近いといわれるアシェトンの聖マリア教会があります。

この旅では訪れることはかなわず、標高約4000mの山頂からの絶景をみることは出来ませんでしたが、その麓の断崖洞窟に建つナアクト・ラアブ教会(St.Neakuto Leab Monastery)を訪ねました。

伝統的な家トゥクルの前に立つ道案内

まるで天然のシェルターのような崖の洞窟

そこにひっそりと、教会が・

もっとみる
聖地ラリベラの地中の教会:聖ギオルギス教会(エチオピア)

聖地ラリベラの地中の教会:聖ギオルギス教会(エチオピア)

世界最古のキリスト教国ともいわれるエチオピア。イスラム教徒に占領されて聖地エルサレムへの巡礼が困難になったため、国王ラリベラは首都(ロハ)を新たなエルサレムにしようと、町の名前もラリベラに改名して整備しました。ヨルダン川など、聖書にちなむ名前をつけられた場所がたくさんあります。世界遺産にもなっている岩窟教会群、そのなかの聖ギオルギス教会の訪問記です。

ラリベラは標高2700m、富士山6合目と同じ

もっとみる

エチオピアの旅 2018:エルタ・アレ火山(動画)

暑さを避けるため、日の出前にベースキャンプを出発。4時間の登山でマグマを湛える火口に到着。夜の漆黒の闇のなかに浮かぶ真っ赤な溶岩湖は、圧倒的なスケールで母なる地球の胎動を感じさせてくれる。