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STEAM教育デザイナーとしての再発進。わたしがnoteをはじめた理由

簡単な自己紹介

はじめまして。ucoです。

私は、祖父が小学校校長、母親は小学校教員、その他、一族の多くが教員という、教員一族に生まれ育ちました。

私自身、大学で教育学部理学科を卒業後、理工学研究科へ進学、その後、化粧品メーカー勤務、バックパッカーなど紆余曲折の後、9年前から教育業界で働きはじめ、今も教育業界にいます。

中でも特に科学教育、最近ではSTEAM教育と呼ばれる分野に携わってきた期間が長くありました。

ここで、今回noteをはじめようと思った理由を3つ紹介します。

①人生の点と点を結んで”線”にしたい

私はあと1年ほどで40歳を迎えます。人生も折り返し地点かなと感じており、そろそろ、”自分が生きた証、後世に残るものを産み出していきたい”と考えるようになりました。

上にも少しだけ書いた通り、ここまでの私の人生は紆余曲折でした。私自身も繋がりを意識して行動してきたわけではないため、一見”はちゃめちゃ”とも思える人生なのですが、いざ振り返ってみると、一つ一つの出来事同士、全く関係ないわけでもないのです。

そこで、過去の出来事をしっかりと振り返り、点と点を結び付け、一本の線にするためにこのnoteを活用してみようと考えたのが、今回noteをはじめた一つ目の理由です。

②STEAM教育に注ぎ込んできた情熱をなかったことにしたくない

詳細は今後の記事の中で触れたいと思いますが、私は、7年間とある学習塾でSTEAM教育に関わるコースの担当をしてきました。一時期は天職とも思える仕事でしたが、現在は訳あってその学習塾を退社、STEAM教育のど真ん中からは少し外れた形で教育に携わっています。ありったけの情熱を注ぎ込み、出せるものを出し切って創り出したものを手放す決断をした過去は、私にとって苦悩と挫折の歴史とも言えます。

残念ながら、私が訴えてきたSTEAM教育の意義について、その当時の自分を取り巻く人たちから十分な理解を得ることはできなかったと感じています。

しかし、その7年間で考えてきたことは、今までというより、むしろこれからの社会において、大きな意味を持つものであると強く確信しています。

そこで、自分が産み出してきたもの、考えてきたことをなかったことにしないためにも、このnoteに記録していこうと考えました。

③自分の考える教育を諦めたくない。

私が前職の学習塾を退職して半年が経ちました。自ら創り出してきた教育を手放してから半年が経ったとも言えます。この半年、新しい仕事そして新しい仲間達との出会いがあり、それらは私の気を紛らわせてはくれていますが、一方で、手放してきた教育への未練を完全に拭うことはできていません。

そんな中、今更かもしれませんがスティーブジョブスがスタンフォード大学で行ったスピーチの、次の言葉に出会いました。

(抜粋)
私の人生をかけて築いたものが、突然、手中から消えてしまったのです。これは本当にしんどい出来事でした。1カ月くらいはぼうぜんとしていました。
(中略)
しかし、ゆっくりと何か希望がわいてきたのです。自分が打ち込んできたことが、やはり大好きだったのです。アップルでのつらい出来事があっても、この一点だけは変わらなかった。会社を追われはしましたが、もう一度挑戦しようと思えるようになったのです。
ジョブズ氏スピーチ全訳米スタンフォード大卒業式(2005年6月)にて

私は、ジョブスには遠く及ばない人間ですが、自分が創り出してきたものへの想いはジョブスにだって負けないくらい持っていると思っています。

自分が打ち込んできたことーSTEAM教育と、それにより生まれる子供達の笑顔ーが大好きなのです。今でもそれを諦め切れないし、諦めたくないのです。だから、このnoteから再出発しようと決めました。

これからnoteでやりたいこと

これからこのnoteでは、
・自分の今に繋がる人生を振り返る
・教育について考えてきたことを書き綴る
・STEAM教育の意義を発信する
・STEAM教育に携わる人たちに役立つ情報を発信する
などを行っていきたいと考えています。

これからどうぞ宜しくお願いいたします。





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