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KEIZAI MEGANE

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投資や自身のビジネスを通して 僕自身の経済観念を探求していくマガジンです。
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#資産

100万支出

今月の個人的経済ニュースはセルフファンドから100万円が流出したお話。 事故ではない。 それぞれ為替部門、株式部門から50万円ずつ支出された。 内訳は事業資金の補填と借金の返済だ。 また、この支出は投資収益のプールから出て行った。 つまり100万円稼いだ、というという状況でもある。 資産運用で100万円作ったが、それが手元には残らなかった、という話でもある。 月末の経済マガジンのネタとしては丁度いい。 2022年十月末顔にスチームをあてながら、珈琲を飲む。 今月も沢山

帳簿の読めない日本人

猫に餌を与え、珈琲を飲んで、この文章を書き始めよう。 この文章を書く前に優しい言葉で、同じ内容を書こうと試みたが、挫折した。 日本人はお金の事をある程度わかっていますよ、だから、もう少し上を見るのは如何ですか?みたいな文章だ。 展開と結論がブレて、読むに堪えない駄文になってしまった。 今度は頭の中にある事を素直に吐き出そうと思う。 お金は元本資産この話の最も確信的な論点はお金は元本資産である、という事である。 僕には多くの人がお金をただのチケットか何かのように使って

戦いにしか思えなくなった日々

2022年8月。 僕はだんだん全ての事が戦いにしか思えなくなって 消耗と整備と投入と戦果の中を忙しなく動き回る生き物になりつつある。 事業を陸軍戦。 資産運用を海軍戦。 事業開発を空軍戦。 と定義した僕は各軍司令官兼兵士として それぞれの戦場で指示を出し そして戦い生き延びたり死んだりした。 そして僕がどれだけ忙しなく軍人ごっこの様な殺伐とした状況で生きても日常は穏やかに空気を見失う事なく穏やかな匂いを漂わせている。 僕の全ての戦場は資本主義社会的土台の上に展開され資

私設経済軍

僕は コア事業→陸軍 資産運用部門→海軍 サテライト事業部→空軍 と位置付けている。 これは多くの経済、経営における戦略が軍事理論に基づいている為に、これらを軍隊に例えて考えれば理論との連結がしやすくなるという視点に基づく為である。 現在の戦況を見直していこう。 事業(陸軍戦)陸軍戦は困窮の一途を辿っている。 一時は3000万円後半まで到達していた売り上げは現在、2000万円を切るか切らないか、と言ったラインまで後退している。 元請の収益状況も芳しくなく、兵站logi

本土決戦と空軍

日本経済の状況と前の大戦を比較して考える。 日本経済は膨張し、日本企業の多くは海外進出を果たした。 軍事では幻として消えた大東亜共栄圏は日本の強力な経済により、再度出現しつつあった。 中国、韓国、マレーシア、ベトナム、タイ、インド、シンガポール、カンボジアなど、多くの国々に日本企業工場が出来、アメリカやヨーロッパ、ロシアに対しても大規模な輸出行動を成功させていた。 人命を奪う爆弾ではなく、価値提供を伴う経済的行動は日本経済のアメリカ本土進出を果たした。 しかし、ここ3

苦難

甘ったれた精神には甘ったれた思考しか宿らない。 時にそれが必要になる事もある。 甘ったれた精神は甘ったれていない精神から拒絶反応を食らう事はあるけど それは結局余裕が作り出した産物である。 甘ったれていない精神は余裕を作り出し、余裕は甘ったれた精神を作り出す。 余裕は発酵したアルコールのように、人間によって造られ人間をダメにする。 そして沢山の人間がダメになって、それからまだ新しい社会を作る。 僕達の社会には適量の酒と余裕を供給しても 誰かが酔っ払い、誰かが飢える。

資産艦隊戦況

米国株式と所有事業という二隻の空母と、FX、暗号資産、貴金属、サテライト事業群という4隻の駆逐艦からなる僕の艦隊が世界情勢からの猛攻を受け、満身創痍の状態であり、撃沈されかねない状況に陥りつつある。 この状況認識と作戦行動の共有は、全資産家が自身の資産艦隊の総司令官として戦略を練るのに役に立つかも知れない、と思い、戦況、及び戦略を公開する事とする。 僕自身は全ての投資家は同盟軍だと考えており、逆に全ての投機家は敵軍だと思っている。 敵は世界のインフレを助長し、物価高で庶

FIREについて考え直してみた。

2022年に入り、随分と投資ブームも随分と落ち着いてきた。 去年まではなりたい職業?ランキングで実は超上位に食い込んでいたと思われる[FIRE]という言葉は 最近、見る量がだいぶ少なくなった。 上がり相場ではリアリティが高かった概念は、下げ相場の中では到達出来ない理想郷に感じられ、その熱狂は静かに下火へ向かい始めた気がする。 僕のFIRE僕はと言えば、一般的定義状態のFIREは達成し、少しのんびり出来る日々を送って、今までずっと重視してきた研究作業に重きを置いた生活を実践