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KEIZAI MEGANE

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投資や自身のビジネスを通して 僕自身の経済観念を探求していくマガジンです。
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#経済

新年

晴れた空。 高く薄い雲。 白く光る太陽と、厚着をした僕。 新しい年。 心は跳ね踊る事なく、去年までの疲れが心に毒杭のように残っていて、それでも新年を迎えて、少しだけ前を向こうという意識だけを少しだけ掘り起こした。 僕の目から見れば、今、経済は悪い方向に進んでいて、労働環境もだんだんと厳しくなっていく流れの中にあるような気がしている。 穏やかさを装った無関心が経済の悪化を放置して、誰も何も変わらないように過ごしているものの、根底部分では日本経済は難所により深くのめり込んで

100万支出

今月の個人的経済ニュースはセルフファンドから100万円が流出したお話。 事故ではない。 それぞれ為替部門、株式部門から50万円ずつ支出された。 内訳は事業資金の補填と借金の返済だ。 また、この支出は投資収益のプールから出て行った。 つまり100万円稼いだ、というという状況でもある。 資産運用で100万円作ったが、それが手元には残らなかった、という話でもある。 月末の経済マガジンのネタとしては丁度いい。 2022年十月末顔にスチームをあてながら、珈琲を飲む。 今月も沢山

経済周期と日本経済

の続き。 前回はタイトルの内容には殆ど触れずに、生産性の向上が起こっている事は間違いなく、その上で債務周期を考える時に感じる日本経済低迷の30年への違和感について触れた。 一般的には直線的右肩上がりで仮定されるマクロ的生産性向上のグラフは日本においても右肩上がりではある。 手に入る情報量も、処理出来る情報量も作れる製品の量も質も向上し、実生活では30年前の不可能が今の当たり前になっている。 この件におけるグラフの制作コンテンツは僕の仕事仲間に任せて、僕は専ら文章で、それ

通貨の超中立性とクレジットの喪失

今月は無理。 ここ数ヶ月、経済的自立(金融所得が生活コストを上回る状態)の維持に対して、毎月、そう思ってきた。 しかし、今月も何とかなりそうな見通しだ。 月利益合計の最低ラインを20万円に設定していて、それを割り込むかどうか、というのが、経済的状況の維持に対する評価基準になっている。 今月もその基準は超える。 景気動向は悪く、株価の各指数は年初から下落に転じている。 この状況下において、資産増加を維持するのは難しい。 債権も暴落しコモディティ価格はとてつもないボラティリ

戦いにしか思えなくなった日々

2022年8月。 僕はだんだん全ての事が戦いにしか思えなくなって 消耗と整備と投入と戦果の中を忙しなく動き回る生き物になりつつある。 事業を陸軍戦。 資産運用を海軍戦。 事業開発を空軍戦。 と定義した僕は各軍司令官兼兵士として それぞれの戦場で指示を出し そして戦い生き延びたり死んだりした。 そして僕がどれだけ忙しなく軍人ごっこの様な殺伐とした状況で生きても日常は穏やかに空気を見失う事なく穏やかな匂いを漂わせている。 僕の全ての戦場は資本主義社会的土台の上に展開され資

私設経済軍

僕は コア事業→陸軍 資産運用部門→海軍 サテライト事業部→空軍 と位置付けている。 これは多くの経済、経営における戦略が軍事理論に基づいている為に、これらを軍隊に例えて考えれば理論との連結がしやすくなるという視点に基づく為である。 現在の戦況を見直していこう。 事業(陸軍戦)陸軍戦は困窮の一途を辿っている。 一時は3000万円後半まで到達していた売り上げは現在、2000万円を切るか切らないか、と言ったラインまで後退している。 元請の収益状況も芳しくなく、兵站logi

本土決戦と空軍

日本経済の状況と前の大戦を比較して考える。 日本経済は膨張し、日本企業の多くは海外進出を果たした。 軍事では幻として消えた大東亜共栄圏は日本の強力な経済により、再度出現しつつあった。 中国、韓国、マレーシア、ベトナム、タイ、インド、シンガポール、カンボジアなど、多くの国々に日本企業工場が出来、アメリカやヨーロッパ、ロシアに対しても大規模な輸出行動を成功させていた。 人命を奪う爆弾ではなく、価値提供を伴う経済的行動は日本経済のアメリカ本土進出を果たした。 しかし、ここ3

苦難

甘ったれた精神には甘ったれた思考しか宿らない。 時にそれが必要になる事もある。 甘ったれた精神は甘ったれていない精神から拒絶反応を食らう事はあるけど それは結局余裕が作り出した産物である。 甘ったれていない精神は余裕を作り出し、余裕は甘ったれた精神を作り出す。 余裕は発酵したアルコールのように、人間によって造られ人間をダメにする。 そして沢山の人間がダメになって、それからまだ新しい社会を作る。 僕達の社会には適量の酒と余裕を供給しても 誰かが酔っ払い、誰かが飢える。

FIREについて考え直してみた。

2022年に入り、随分と投資ブームも随分と落ち着いてきた。 去年まではなりたい職業?ランキングで実は超上位に食い込んでいたと思われる[FIRE]という言葉は 最近、見る量がだいぶ少なくなった。 上がり相場ではリアリティが高かった概念は、下げ相場の中では到達出来ない理想郷に感じられ、その熱狂は静かに下火へ向かい始めた気がする。 僕のFIRE僕はと言えば、一般的定義状態のFIREは達成し、少しのんびり出来る日々を送って、今までずっと重視してきた研究作業に重きを置いた生活を実践

疫病と戦争と技術変革と不景気

一月のレポートを作成していなかった事に気がついた。 毎月作成していた統括レポートの作成を忘れていたのは、ここ最近、あまりに目まぐるしく色々な事柄が動き回ってくれたお陰だと思う。 僕自身は最近の世の中、それも大抵はコロナショック以後の予測可能な範囲の問題群について、思考が追い付かなくなっている。 それは大まかな予想が可能であり、その詳細部分や要素については勿論予想不可能である中で、その噴出速度や関連性の広がりの速度とサイズ感に拙い脳みそが悲鳴をあげている感覚に近い。 その結