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【かぁ(火)曜日はカラスのジュ-ル】生きてゆくジュ-ル

7月4日、夜。片目を開けてくれたジュ-ル。

庭で猛禽類に襲われ、傷を負ったジュ-ルはこの約3日間、頑張ってくれた。

みなさん、こんにちは。今週もカラスのジュ-ルの時間がやってきました。初めてお話を読んでいただく方は、前回のお話をこちらからどうぞ。

ここで、ひとつ訂正があります。

ジュ-ルの見える目は、右目ではなく、左目でした。
いつもジュ-ルと向き合っているので、自分から見た側から、右目だと思い込んでいたのですが、左目でした。写真で見ていただくとわかります。

追記 : 左目だけが見えて、右目は見えておらず、片目のジュ-ルです。

話を元に戻します。

足指も痛めてしまったジュ-ルは、枝にとまることができないため、いつも寝ていた半地下の部屋ではなく、家の玄関の中でしばらく様子を見ることにしました。ここはガラス戸付きのドアがあり、中の様子がよく見えます。

ここで、2日間を過ごし、奇跡的に足指が治り、外に出してやることにしました。

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大好きなメロンを食べています。

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くちばしを以前のように大きく開くことができません。

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弱々しくメロンを食べるジュ-ル。左目も少ししか開いていません。

そして、くちばしがちゃんと開かないためか、鳴きません。

この日から、ジュ-ルは、いつものようにキッチンのテラスにいるのですが、体力がまだないのか、隅っこでじっとしたままで、動きません。
同じ場所に、2時間も3時間もずっとそのままでいます。元気がない。

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その次の日、少し飛び始めました。そして、キッチンの窓から中にいる私を見ています。鳴かずにじっとしています。体力がないのか、動かない。

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目がやっと半分くらい開いています。でもいつもの溌剌としたジュ-ルではありません。まだ体力がないようです。かなりのショックだったこともあるのかもしれません。そして、まだ鳴けない。

このあと、肩にのせてあげました。すると、

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くちばしが少ししか開かないものの、喉からジュ-ルの鳴き声が聞こえてきたんです。まるで、猫が猫撫で声をだすように。甘えています。

今までも、猫撫で声ならぬ、カラス撫で声をだしていたことがありました。

ジュ-ル、なんだか、ボサボサですね。首がまだ動かせないので、毛繕いができないんです。

そして、あまり動けないジュ-ルを娘がスケッチしてくれました。少し前に投稿した記事に絵を張り付けてあります。お話は30秒くらいで読めるのでよろしかったら見てくださいね。

そして、次の日、「がぁ-、がぁ-、がぁ-」と

鳴いてくれた。

それが私には、ジュ-ルが「生きるよ!」と言ってくれたような気がしてならない、いや、きっと、そう言ってくれたんだと思っています。


最後までお読みくださりありがとうございます。

初めて訪れてくだった方、いつも読んでくださる方、応援してくださる方、

コメントくださる方、本当にありがとうございます。

また、来週の【かぁ(火)曜日はカラスのジュ-ル】でお会いしましょう。






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