庭で巣から落ちたカラスの子を見つけた、「えっ、また!?」
こんにちは、あとりえ・あっしゅです。
note少しをお休みしていました。
休んでいる間にいろいろなことがあり、また投稿することができるのだろうかと悩んでいました。
私の中でなにかが終わってしまった感があり、前のようにnoteに向き合えなくなっていました。
なにかが終わるということは、なにかがまた始まるということなのですが、その「新しいこと」がなんなのか、わからずにいます。
今日、投稿できたのは、タイトルにあるとおり「巣から落ちたカラスの子」のおかげです。
ヘッダ-写真の一枚は、昨日、庭でパチリと撮ったもの。
洗濯物を干そうと、庭に出た時に幼鳥のカラスの鳴き声がしたんです。
今、カラス達は子育てで大忙し。
庭に幾つかある巣からは賑やかな鳴き声が聴こえます。
でも、昨日の鳴き声は木の上からではなく、下の方からでした。
庭にふらっとでてみると、いたんです。
思わず、「じゅ-くん!」って呼んでいました。
そして、脅かさないようにそっと話しかけてみました。
「落っこちちゃったの?わたしね、敵じゃないよ。怖くないよ、大丈夫だよ」5分くらい話したでしょうか。
その間、じゅ-くんは、じっと私の事を見てくれていました。
みなさま、カラスのジュ-ルのことを覚えていていますか?
去年の4月23日に庭の巣から落ちたカラスのヒナを保護して育て、無事に野生に帰っていった、あのジュ-ルです。
ジュ-ルの物語は、まとめていたマガジンをもとに改めて書き直し投稿しました。
たくさんの方に読んでいただき嬉しかったです。
ありがとうございます。
今回、出会ったカラスの子は、もう立派な幼鳥です。
ジュ-ルのようなヒナではありません。
でも、助けたい!って思いました。
巣から落ちたカラスの子を探しに来てくれる親鳥はいません。
まだちゃんと飛ぶことができなくて、えさも自分で採ることができない子ガラスは死んでしまいます。
野良猫やきつね、空からは猛禽類が目を光らせて襲ってくる…
ジュ-ルを保護したあとに「ジム」という幼鳥を保護したことがあります。
もうジムは大きくて、でもまだ自分で飛ぶことができませんでした。
捕まえて、開けてくれないくちばしを開いて、えさをあげ、天敵から守るために半地下のカーブに入れて育てようとしました。
でも、えさをちゃんと飲み込んでくれず、狭いところに入れられたことによるストレスからか、元々弱っていたからなのか、生き延びることができませんでした。
どうしたら、この「じゅ-くん」を助けられるのか…。
ジュ-ルが大好きだったミルクに浸した全粒粉パンを割り箸を使ってあげてみます。
草の茂みに隠れているじゅ-くん。
恐る恐るですが、くちばしを少し開いてパンを飲み込んでくれました。
自分で食べてくれるなんて!
これは、もしかしたら助けてあげられるかもしれないと思いました。
家族と相談し、リスクはあるけれど、このまま庭でできるだけえさを与えて育ててみることにしました。
問題は、庭にいるじゅ-くんを見つけられるかどうか、です。
発見したのが、お昼ごろ。
3時になり、庭に出てじゅ-くんを探します。
何処かで鳴いている、鳴き声がする…
こんなところに!
低い木の枝にちょこんととまっていた!
え、じゅ-くん、もう飛べるの???
一筋の希望の光が見えた気がしました。
そして、この日、地面にいるじゅ-くんに5回、えさをあげることができたんです。
もちろん怖がって少し逃げるのですが、割り箸を見せて、えさだということを理解させるようにやってみました。
徐々に慣れてきて、くちばしを大きく開けてくれるようになり、口の中が真っ赤であることも確認できました。
赤は元気の印。
白っぽくなると衰弱している証拠なので、今のところ大丈夫、元気です。
*****
翌朝になり、庭に出てみると、近くで鳴き声がします。
じゅ-くん、ちゃんと、待っていてくれました。
お腹がすいたんだね。
わたし、また「おがぁさん」になっちゃったのかな。
つづく
のか、わかりません。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
あとりえ・あっしゅ