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クロード・モネの入門書「モネへの招待」がすごく良かった
こんにちは。
atelier Filmerge /クレイアクセサリー作家のYOMIです。
今回は、最近読んだおススメの本のご紹介です。
私は美術鑑賞が好きで、時間があれば都内の美術館や博物館に行きます。
東京都では「東京・ミュージアム ぐるっとパス」というチケットが毎年発売されていて、都内の指定された美術館・博物館等の施設の入場券や割引が受けられるお得な年間チケットなのですが、私も夫と1枚ずつ購入して年単位で様々な施設を見て歩きました。
ガチガチのアート好き!というほどではないにしても、結構好きな方だと思います。
今年も買おうかなぁ…ぐるっとパス。
そんな私が最近読んだ本の中で良かった一冊をご紹介します。
それがこちら↓
モネの入門書『モネへの招待』
印象派の画家クロード・モネについての本です。
モネは日本でも人気な西洋画家の一人です。
どの位人気かというと、昨年から上野の国立西洋美術館で開催されている展示企画「モネ 睡蓮のとき」は開催期間は常に大混雑。(来週で開催期間が終了してしまいます。行きたかった…。)私が先日、科学博物館の「鳥展」を見に行った時も西洋美術館の前が長蛇の列で驚きまして。何かと思い調べて「あぁ、モネか。モネなら仕方ない」と納得しました。本当に人気ですよね、モネ。
有名な『睡蓮』シリーズの絵は一度は見たことがあるのではないでしょうか。
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私が特に好きなのは「日傘をさす女性」シリーズ。
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たしかジブリ映画の「風立ちぬ」でもオマージュされていましたね。
意外と知らなかったモネの生い立ち
有名な画家ではありますが、私の中でのモネと言えば
・自宅を豪華な植物園にした
・浮世絵等の日本画に強く影響を受けた
・一生の間で奥さんが二人居た?
・晩年は白内障を患った
この位の情報を知っている程度で。
何冊かモネの本を読んでみましたが、ダントツにわかりやすかったのがこの「モネへの招待」でした。
時系列でモネの代表作を紹介する構成や、モネを知る上で重要な「キーワード」から掘り下げる記事が本当に分かりやすい。
お金に苦労しサロンに出展する作品を描き続けた中年期。風景画を描くこと、中でも「瞬間」「光」の表現を追求したこと。絵を描くこと以外に「食」「住」にもこだわりを持ち、ジヴェルニーで過ごした晩年。等々…。
私のようなモネについての知識をこれから深めてみようかな…と思う方に自信を持ってお薦めできる一冊でした。
本の中身はほとんどがカラーページで、程よい情報量の詰まり具合で読みやすいのも◎です。お近くの図書館等に置いてあれば是非お手に取って見てください。
ハンドメイド×アート
そもそも何故この本を読もうと思ったかというと、ハンドメイド作家として「アートをテーマにした作品が作りたかった」から。
私は現在、樹脂粘土(ポリマークレイ)を使用した大人のためのクレイアクセサリーを制作しています。
草花などの自然・季節の変化・アートをモチーフにホッと癒され、日常生活に彩りを添えるようなアクセサリー制作を目指しています。
いつか、アート作品の中で扱われている植物をアクセサリーの形にして表現するのが目標。モネの睡蓮も作りたいモチーフの一つで、作品を制作する上でモネの価値観を知りたかった…というのが本を読んだきっかけです。
先人の植物に対する想いや表現の仕方を知ることは、私の創作活動においてとても重要な要素です。その辺りのお話はまた今後の作品の記事でご紹介できたらと思っていますが、ハンドメイド活動を通して、どなたかの心が豊かになるような作品が作れたら…と思い日々作品を制作しています。
よろしければ皆様のお好きな作家やモチーフなど、教えていただけましたら幸いです。
最後までお読みいただき有難うございました。
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