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味のホームシック | 2024年10月

こんにちは!ライターの竹内ありすです。

新潟から大阪に引っ越してきて2か月。こちらの気候にはまだ慣れません(10月後半にも半袖を着ていて、暑くて眠れずに冷房をつける日々は想像していなかった)が、初めのころよりも土地勘は備わってきました🐾

さて、そんな今月を振り返ってみたいと思います。

10月にあった印象深い出来事

🦢「ライター組合」のオフ会へ

所属しているコミュニティ「ライター組合」のオフ会が大阪で開催されたので、参加してきました!

「ライター組合」とは、ライター向けのオンラインコミュニティです👩‍💻私は「全国のライターさんと交流したい」「業界の最新情報を知りたい」と思い、1年半ほど前から所属しています!

この日ご一緒したのは30名ほど!遠方からいらっしゃる方も多かったです。

全ての方とは初対面だし、1人で参加するのも緊張しましたが、ライター同士だからこそ分かり合える話題でたくさん盛り上がりました。

「なぜライターになったの?」「なぜ大阪に住んでいるの?」といろんな方から質問を受け、何度も答えることで改めて考えが醸成されていく感覚も。

初めはオンラインで気軽に交流できたらいいなと思って所属した「ライ組」ですが、こうしてオフラインでライターさんに会える機会も大切にしたいなと思いました✨

そして運営者の佐々木ゴウさんにもお会いでき、日頃の感謝をお伝えできてよかったです!

🦢にいがた酒の陣OSAKAへ

「にいがた酒の陣が大阪でも開催されるらしいよ!」母からLINEで教えてもらい、心待ちにしていたこちらのイベント🍶期間に合わせて帰省しないともう行けないと思っていた「にいがた酒の陣」が、まさか大阪でも楽しめるなんて😭

あべのハルカスの9階の催事場に一歩足を踏み入れると、ブースがずらっと並んでいて、法被姿の蔵元さんが酒瓶を持って接客をされていました。これがぜーんぶ新潟のお酒だなんて…… すごい光景に感動してしまいました。

(大量のお酒が新潟→大阪間を移動しているところも想像してニヤニヤ。日本酒のほか、味噌やおせんべい、工芸品なども並んでいました)

新潟県内全体の3分の1以上にあたる、35の蔵元がいらっしゃっていました。「県外でイベントをするとなると、集まるのは多くて10蔵くらいだからね。なかなか珍しいことなんですよ」と、以前取材でお世話になった高野酒造の高野さんが教えてくれました。

▲執筆した、高野酒造併設ショップ「KULABO」の取材記事

全体をぐるっと見て、これまた楽しみにしていた「スナックニイガタ」のブースにも行きました。

カウンター席からの眺め!

36種の日本酒から3種を選んで1,000円で飲み比べができる(新潟の食材を活用したラスクのおつまみ付き)ということで、ふるさとの味との再会を心ゆくまで堪能させてもらいました。

普段は古町で働いているというスナックのお姉さんとの新潟トークも楽しかったです🥹

「イベントに合わせて一昨日大阪に来たんですけど、こっちの居酒屋はビールが安くて楽しいですね!」「ほんとに、ついつい飲みすぎちゃいます。でも日本酒に出会えることがなかなかないので、新潟の日本酒が飲めて嬉しいです」

大阪に引っ越してきたときから時折訪れるホームシックは落ち着いてきたのですが、最近は新潟の食がいろいろなつかしくて恋しい“味のホームシック”になってきているようです。大阪の食べものもおいしくてよかった。

🦢旅先で出会った人と7年ぶりの再会in芦屋

兵庫県芦屋市にて、なつかしい人との再会ができました。

駅ビルに「ファミリア」ありました

さかのぼること7年前、就職活動で生まれて初めて訪れた冬の石川県金沢市。趣のある街並みが楽しめる「ひがし茶屋街」でお茶でも飲もうと歩き回るも、もう夕暮れでほとんどのお店がその日は閉店作業をしていました。

その中で暖かい色の灯りがほんわり灯ったお店に引き寄せられるように入ってみると、そこはオープンしてまもないという日本酒バーでした。

能登出身の女将が選りすぐった個性豊かな地酒、優しい出汁に浸かったほかほかのおでん、郷土の珍味・モミイカ…… その味わい深さにリラックスできたのを覚えています。そして同じく旅の途中、ひとりで来ていた女性のお客さんと仲良くなって、連絡先を交換したのです。

SNSでゆる〜くつながっていたのですが、私が関西に引っ越したことを知って連絡をくださり、その方が拠点の一つとしている芦屋で再会することができました。

ランチを食べながら、7年前の偶然の出会いを振り返ったり、近況報告をしたり、とっても楽しい時間が過ごせました。不思議な縁を感じるエピソードも多く、7年越しにあの就職活動の旅の答えをもらったような。

またお会いできたときに楽しい話がたくさんできるように、これからもいろんな経験をして、人生を味わっていきたいと思える再会でした。

10月のインプット

🎬シティーハンター

Netflixで制作・配信され、気になっていたものの視聴できておらず、あきらめかけていた実写版の『シティーハンター』。心斎橋の映画館で期間限定で公開されることを知り、足を運んできました!!

平日の朝イチの回でしたが、スクリーンはほぼ満席。客層も老若男女さまざまで、時を超えて愛される作品であることが改めて伝わってきました。ちなみに私の『シティーハンター』作品との出会いは、2015年のテレビドラマ『エンジェル・ハート』です。

物語が醸し出す雰囲気に愛らしいキャラクターたち、最後のお約束「Get Wild」…… アニメ版の映画も好きだったので、実写版のキャストが発表されてからワクワクが止まりませんでした。ようやく見られた!!

撮影で使われた衣装や小物の展示(ありがとう)

鈴木亮平さん演じる冴羽獠にかっこ悪い瞬間は一瞬もなく、丁寧に作られた『シティーハンター』の世界に没頭できた104分に大満足でした。

📚眠れなくなるほど面白い脳の話/茂木健一郎

購入して手元にあるものの、それだけで満足してしまっている「積読」。こちらは私の積読リストにあった一冊で、「秋の夜長のお供は積読でしょ!」ということで再び手に取りました。

AI時代に人間の強みはどこにあるのか?ひらめく力をつけるには?人間共通の興味である「脳」について、脳科学者の茂木健一郎さんが分かりやすく解説してくれます。ずっと持っていたんだからもっと早く読めばよかったとも思いますが、このタイミングで読んだことにもきっと意味がある。

同じ「脳」の中でも、記憶の種類によって記憶される場所は違うそうですよ!

📚田辺聖子の小説

9月に大阪文化を学ぶために読んでいた『大阪弁ちゃらんぽらん』がきっかけで、もともと好きだった田辺聖子作品をさらに読みたくなってしまいました。書店ではなかなか出会えない作品も含めて図書館で次々と借りて読んでいます。

田辺さんが書いていて特に楽しいという短編を中心に読んでいますが、中でも『春情蛸の足』は、お好み焼きやてっちりなど、大阪名物をモチーフにした一冊が秀逸!味覚の表現はさることながら、「なんか……私ももっとちゃんと料理ができるようになりたい」とうずうずしてしまうのです。

大阪の喫茶店やカフェでコーヒーを飲みながら田辺聖子作品を読んでいると、本の中みたいなやりとりが隣のテーブルから聞こえてくるのが楽しくて、私の大阪での好きな過ごし方の一つになっています。


今が何月なのかを忘れてしまうほど暑い日が続いたり、急に寒くなったりしてしっかりと寒暖差にやられてしまった10月。体調が万全だったとは言えない1か月でした。

新潟にいた時はあまり気にならなかった乾燥も、特に地下鉄のホームで電車を待っているときなんかにすごく実感します。(咳が出るし鼻の奥もツンとする!!)

でも、楽しい予定を毎週計画していて、メリハリをつけて過ごせた1か月でもありました。

日本のミスド一号店・箕面店にも行きました

11月の大阪も例年より気温は高いそうですが、ようやく秋らしい気候になるのかな。元気に新しい1か月を過ごしたいので、生活習慣もアップデートしていきたいと思います。

今月もお疲れさまでした!

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