幸せを求める人になるか?つくる人になるか?
”飲食店舗のデザインを通して、幸せの循環が生まれる空間を創りだす。”
私は空間デザイナーです。
デザイン会社Atelier36.5℃を経営しています。
先に出した標語は、Atelier36.5℃の理念です。
私自身、人と食事をする空間が好きで
特に飲食店舗をつくることに喜びを感じているので
その分野に的を絞ってデザインを提供しています。
なので、弊社のクライアントさんはほとんどが
飲食店舗の経営者さんです。
わたしが生み出すデザインで店舗のオーナーが幸せになり
そんなオーナーに育てられた従業員が幸せになり
そこにくるお客さんが幸せになり
わたしも幸せになる。
そんなことを願い、この職業に誇りをもって仕事をしています。
昨年末、23年の10月にオープンした『一汁おにぎり 一粒万福』さんは
そんなものづくりの想いをカタチにさせてもらった一件です。
オーナーの思いはただ一つ。
「おにぎりという日本の文化を通して世界に”福”を届けたい。」
彼女の事業計画を聞いたとき、自然と「力になりたい!」と思わせてもらいました。
「今ここにある幸せ=福を、手から手に贈ろう」
ブランドミッションにもなるこの言葉は、オーナーと一緒に
打ち合わせを重ねながらつくりました。
幸せというのは、まず「そこに在ること」に気づくことが大事。
そして、求める側から、つくる側へと
意識を変えることが、今日の自分を変えること。
明日の自分を変えること。世界を変えることに繋がると
そう信じているから、今日も頑張れます。
自社のデザインを通して、世の中にもっと
幸福な食事の場面ができること。
できればその輪の中に、自分の家族や、自分の仲間、友達
大切な人がいて「楽しい!」と笑いあえる食卓が増えれば
世界がまたちょっと、明るくなる気がするのです。