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どうなる、小売業!? ~変化に対応するために~

こんにちは! あたたけ です。

イオンさん&セブンさんの中間決算が出ましたが、なかなか大変な状況となっていますね。

特にセブンさんが大変そうで。
『スーパーマーケット切り離し』はずっと言われていましたが、『コンビニ以外切り離し』とさらに上をいく?構造改革ですね。
『モノ言う株主』や『買収提案』等、いろいろと大変な状況で大きく手を打ったということでしょうか。
(市場の反応はイマイチのようで、株価は下がったみたいですが。。。。)

さらにコンビニ大手の比較でも、『セブンさんが落ち目』みたいな話も出ています。

確かに、あたたけ的に『商品の魅力・楽しさ』という点ではローソンさんやファミマさんの方が最近は良いと思います。
昔はセブンさんの商品が圧倒的に美味しかった気がするんですが。。。

そうは言っても、企業規模(≒売上、利益の額)としてはセブンさんが他2社より圧倒的に大きいんですけどね。
『目立つところは叩かれやすい』という単純な話だとは思いますが、うがった見方をすると、『セブンを海外に売りたい勢力』でもいるんじゃないかとまで思ったり思わなかったり。
てゆーか、『セブンさんですら買収される』って、日本の上場小売企業のほとんどが買収される可能性があるってことなんですけどね。
・・・・コワい話ですね。。。

さて、セブン井阪社長が決算説明会で『変化に対応する力が弱っている』みたいな話をされたそうです。
小売は(てゆーか、小売に限らず大抵の業種で)世の中の変化に対応するのが業績を上げるには必須です。
相手の欲しいもの理解し、提供する』とも言えるでしょうか。

一方で『お客様自身の気づいていない潜在的なニーズに応える』というのもビジネスではよく聞く話です。
で、この『潜在的なニーズ』って、基本は推測するしかないんですよね。
だってお客様ご自身も気づいてないんですから。

この辺りの『相手の隠れた要望の推測』って、一歩間違うと『自分の価値観の押し付け』になるんだろうなぁと思います。
『世の中に新たな価値を提供する』みたいなことをHP等に書いている会社を見かけますが、『それって価値観の押し付けになってないの?』と引っかかることも。。。。
実際のところはわかりませんが、セブンさんも過去の成功体験が大きいからこそ、『自分たちが与えるものを世間も欲しがる。自分たちの価値観こそが正しい。』みたいに、お客様不在の開発をしていたのかもしれませんね。
知らんけど。

さてさて、別の視点、食品品管の立場で考えると、この『世の中のニーズの変化に対応する』ってメンドーなんですよね(笑)
だって、基本的に『新しい取り組みをすると、考えるべきリスクが増える』ものですから。
『ずっと同じことしてくれていたら楽なのに。。。』と考えている品管担当は大勢いるかもしれませんね。

ただ、それって、品管担当としては正しい感覚かもしれませんが、『企業で働く人』としては論外じゃないかなぁと思います。
あたたけが働き始めた時代に比べ、『従業員の働く環境(含む給料・福利厚生)』『企業による社会貢献』が重視されるようになりましたが、それを実現・継続するには『会社の利益』が必須なんですよね。
で、会社の利益を生むためには、会社全体で世の中の変化に対応する必要があるわけです。
品管担当って(売上・利益に繋がる)価値を生むのが仕事ではないですから、『価値を生む部門の手助け』に取り組むのがあるべき姿じゃないのかなぁと。
決して『価値を生む部門を管理する』とか思ってはダメなんだろうなぁと思います。

さて、(小売)企業の変化への対応を考え、『自分の価値観を押し付けない』『手助けをする』というキーワード?が出てきましたが、結局は『謙虚な姿勢』が全てな気がしました。

自己主張も大切ですが、『謙虚さ』を忘れずに仕事をしたいものです。

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ではでは。今回はこの辺りで!

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