人は『予知』できるのか? ~先を読む~
こんにちは! あたたけ です。
HACCPからの新型コロナと、
ちょっとマジメな?仕事に直結する?テーマが続いてましたので、
息抜きがてら、『予知』について考えてみます。
さて、以前の記事でも取り上げたのですが、
あたたけの愛読書(マンガ)に『ワールドトリガー』があります。
ジャンルとしては『バトルもの』『SFもの』なんですが、
単純に『戦う』だけでなく、
作戦の立て方や複数人(チーム)での駆け引きなどなど楽しくてですね、
と、書き始めたらキリがないですね。
物語の重要な設定として『トリオン』というものがあります。
生体エネルギーの1種、ドラゴンボールでの『気』というところです。
このトリオン能力が高い人には、
稀に『サイドエフェクト』と総称される特殊能力があらわれます。
具体例としては・・・・・
『ウソをついていることが見抜ける』とか
『動物と意思疎通ができる』とか
『とても耳が良い(普通の人の6倍+聞き分け精度が高い)』とかですね。
この『サイドエフェクト』は
『超常的なものではなく、人の能力の延長』とされているのですが、
中には、それはムリやろ!と言いたくなるものもあります。
その代表格が『未来視(≒予知)』です。
ということで、本題です。
今回は『人の能力の延長で予知はできるのか』を考えてみましょう。
1.未来視(予知)ってどんなもの?
まず、ワールドトリガーでの未来視(予知)とは、以下のようなものです。
①一度見た相手の未来が見える
②複数の未来を同時に見ることができる
・ほぼ確定している未来はかなり先まで見える(数年)
・不確定な未来は近い将来までしか見えない
⇒他人も含め、行動の積み重ねで未来がかわる
(予知で未来に介入できる)
つまり、『時を超えて未来の1点を視る』のではなく、
『現在の延長としての未来の複数の可能性を視る』ということでしょう。
で、時間が経過する(≒行動が積み重なる)ことで、
未来の選択肢が減っていき、1つに確定していくって感じでしょうか?
このように考えていくと、
ワールドトリガーでの『未来視(予知)』とは
『先の展開を読む』という人の能力の延長と言えそうな気がしてきますね。
2.○×ゲームの勝ち方は?
少し話は変わりますが、通勤路に〇×ゲームの跡が。。。。。
今でもするんや、左は勝負ついてるし、とか思いつつ、
『どうすれば○×で勝てるか』を以前、考えたことを思い出しました。
ポイントは『ダブルリーチにしないと勝てない』ですね。
で、ダブルリーチには○が『3つ必要』、
なので、『3手目でのリーチは不要』という感じでしょうか。
さて、このような『ゲームの勝ち方』を考える理論?戦略?に
『ミニマックス法』というものがあるらしいです。
ざっくりまとめますと、以下のような感じでしょうか。
(興味のある方は、ご自身で調査&わかりやすく教えてください!)
①現在の局面から考えられる、すべての局面を想定する(ゲーム木)
②その中で、最終的な評価が高くなるよう、局面を選択していく
簡単に『すべての局面』と書きましたが、
手数が増えるほど、局面は膨大になっていきますね。。。。。。
で、このようなことを考えている時、
あたたけが思い浮かべたのは、『藤井 聡太 王位・棋聖』です。
1年近く前ですが、『6億手読む』が話題になりました。
最初、この話を聴いた時、あたたけは6億手『先』だと思ったのですが
実はそうではなく、6億通りの『局面』ということらしいです。
うーん、いい感じに『未来視』とつながった気がします!
未来視のポイントになるのが『複数(の可能性)』だと思います。
つまり、億なのか兆なのか京なのかもっと多いのかわかりませんが
『膨大なパターンの局面が見える』ということが
(ワールドトリガーでの)『未来が視える』『予知』なのでしょう。
3.凡人に『予知』はできるのか?
さてさて、皆様、日常生活で
『ちょっとは考えて発言・行動しろ!』と感じることってありませんか?
自分のことは棚に上げて言いますが、そういう時って
『先の局面を読んでいない発言・行動』をしたため、
メンドーなことになっているのかなと思います。
『自分の発言・行動を受けて、
相手がどう反応するのか・状況がどう変わるのか、キチンと考える』
ということが、メンドーなことにならない秘訣かもしれませんね。
さらに、ワールドトリガーでの予知の本質は
『未来が視える』ことではなく、
『自分の選択で、自分に都合の良い局面(未来)にできる』だと思います。
悪い未来が見えても、回避できなければ意味がありませんので。
こう考えていくと、
『複数の局面の想定 ⇒ 良い結果につながるような選択』ということを
意識できれば、つまり、
近い将来の予知を心がければストレス回避につながるのか?と思います。
ただし、このような『先読み』であたたけがよくミスるパターンが、
『高い可能性の選択肢のみに絞ってしまう』というものです。
『こういう時は、だいたい、こうなるやろう』と考えて(決めつけて)
他の可能性を捨てる(もしくは考えない)、
というのが、あたたけの思考パターンなのですが、
冷静に考えて、可能性が80%のことだとしても、
3手先には50%くらいになりますからね、うまくいかないわけです。
(そもそも80%の可能性ってのが、だいぶムリですし)
先を読むときに大切なのは、
『先』じゃなく『幅』なんだろうなぁと感じた次第です。
何手先まで読んでも、1通りに決めつけたらダメなんですね。
当たり前と言われたら当たり前ですが、
あたたけ的には、けっこう、新鮮な気づきでした。
それでは、今回はこの辺りで。
ワールドトリガー、2021年10月からアニメ3rdシーズン放送予定!