2024年、８の年。『ビビりながら、目の前の現実を冷静に見る』

「楽して稼げる！なんて、そんな魔法のようなものは、ない。」
「自分が登った山が間違っていたと気づいたら、それを認めて、降りるしかない。」

そんな真実をはっきりという発信者が、好きだ。

いや、去年までは、そういう（真実をズバリと）発信をする方が苦手だった。

それは、私のマインドが、それを受け付けられる体勢ではなかったから。

「ワクワクをもとに行動していたら、引き寄せみたいなことが自然と起こって、軌道に乗る。」

何となくまだ、その望みを捨てきれていなかったからだろう。

そうであってほしいな、できればそうであってくれ！と思っていたんだと思う。

私に足りないものは何だろう…？といつも考えて、新しい情報を入れる。

それも、これも知りたい！あの本もいいんだ！
学びたい。そして、変わりたい。

見たくない現実には向き合わないまま…改善策を探しては、トライした。

でも…、いちばん大事なのは、リアル。
自分と、家族と、日々の生活、お金のこと。
みんなうすうす気づいてる。

いろんな媒体が、手を替え品を替え、「あなたにはこれが足りないんじゃないですか？」と囁いてくる。不安を煽ってくる。

でもきっと、本当は、足りないものなんてない。
今あるものを見て、それをどうしていくか。

冷静に見たら、驚くほどシンプルなこと。
そして、簡単なことなのかもしれない。

ここはいい感じだから、このままで〇！
ここは改善が必要だね、てな具合で。

SNS越しの友人や、「なんだか凄そう」な人たちに、焦りや不安を煽られまくっては、要らないものをつけ足して、ほんとうに手直しが必要な部分を自分が把握していなかった。

私という人間は、思考でこねくり回して、難しくするのが得意みたい。

学ぶことが好きなのも、ある意味、玉に瑕なのだとおもう。
変に真面目で、負けず嫌いなところも。
素直に「足りない」を補いたくなってしまうから。

昨年末、それに気づかされた私は、2024年という８の年に変わることを決めた。

ここで言う８の年とは、世間的に流れる空気のようなものを表す。

「実直に、現実に、積み上げてきたことの結果があらわれる。」
「すぐには結果は出ない。やってきたことだけが、成果として見える。」そんな空気。

「過去に蒔いて、じっくりと育ててきた植物の実りをやっと受けとる」のだから、今日買ったあの株が明日大当たりする的なミラクルが「結果」ではない。

要するに、行動することに重きを置く。現実をしかと見つめる。実直に動く。が今年の大きなポイントなのだ。

目の前に来た結果を冷静に受け止め、次の行動へ繋げるしかない。

ゆえに、不安や恐怖に煽られて、足りない（と洗脳されている）ものを買わされている場合ではないし、アワアワとしている猶予はない。

いかに自分を客観視できるか、も要になると思う。（自分に対する思い込みを外すために、信頼できる人のチカラを借りるのもあり。）

とにかく目の前に来た結果を受け、やる。進む。
止まれ、が結果なら、それをやる。

余談になるが、私の個人的な運勢は、１の年。
新たな９年始まりの年、決意や情熱を灯す年。
とにかく始めてみる、始まっちゃった！な年。

翌年の２の年は、流れに乗る受動的な雰囲気だ。どちらかというと、淡々と続けるのに向く年。
大きく変える、のには向かない。

だから私は、この2024年を逃すと変われないかもしれない、とすら思っている。
（そうやって自分を追い込まないと変われないとも知っているから、なおさら。笑）

そんな空気、タイミングを意識したからか、SNSに溢れかえっているフワフワ発信者のコンテンツに触れる時間が、気持ち悪くなってきた。

口の中ですぐに消えちゃうわたあめのような発信では、心がちっとも満腹にならなくなってしまった。軽ーく見せているのに、奥の方がベタベタと重い感じもする。

その反対に、激しさや勢いでアピールする煽り発信も、苦手になってしまった。（たとえそれが真実を伝えているものであっても。）

私と同じような方、いるのだろうか。
Instagramもフォローを外したり、ミュート機能をフル活用して、自分が求めない投稿は見ないようにしている。

私が今、観るコンテンツは、淡々と、冷静に、落ち着いて、経験に基づいた真実を言う方たち。

土臭さというか、ちゃんと靴を汚しながら歩んできたことを感じられる人たちの語ることは、たとえどんなに耳が痛くても、すーっと胸の奥に入ってくる。

今でもスピリチュアルは好きだけれど、もう観るのはこの方ひとりだけ、と決めて観ている。この方の話す言葉たちは、宙には浮いていない。

さあ、９月だ。
2024年、８の年。９月は８の月。
私にとっては、１の年、１の月でもある。

自分のリアルに集中する。
インプットより、アウトプットに注ぐ。
形、目に見えるものとして、積み上げる。
現実を見つめる。人と会うことを楽しむ。

また心新たに、引き締めていこう。

まー、８月は、バッタバタと荒れました！
とりあえず、夏休み、おつかれさまでした。