南イタリア パンの旅 ~マテーラ編~
先日、イタリア1と言われているパンを食べるために、拠点であるプーリア州レッチェからバジリカータ州マテーラへ行ってきました。
イタリアのバスは時間がかかるけどとても安いので、少し離れた場所に旅行するにはもってこいです。3時間かけて8ユーロ(1000円強)。
景色を眺めながら向かいます。
夜に到着。
美味しそうなレストランを探しながら、街の散策。
公現祭というキリスト教由来の祝日だったためか、新市街は人で溢れていました。
世界遺産に登録されているマテーラの旧市街。
お店の前で予約して30分待って入ったレストランは、実はもともと電話予約の時点で満席だったということで追い出された(笑)
宿のお兄さんにお勧めされたお店は地元密着の安レストランだったけど、自分でも家で作れそうな感じの料理だったのでやめました。
他の美味しそうなお店もほぼほぼ満席。
来る日間違えたなー。
そんなこんなで選りすぐりしていたら、3時間も歩く羽目に・・・。
でも運よく閉店間際にギリギリは入れたお店は最高でした。
これがパーネ・ディ・マテーラ。
噂通り、めちゃくちゃ美味しかったです。
外側はお餅を七輪で焼いたような香ばしい香りで、思ったよりパリパリしている。中はもちもちとふわふわが五分五分くらい。
そして何よりも地元産の硬質小麦とそれを邪魔しない天然酵母の香りのバランスがたまらない!
他にもお店のアンティパストを注文しました。
プリモピアットは地元のプローヴォラチーズのソースに手打ちパスタのストラッシナーティ。上に名物ペペローニクルスキ(辛くない乾燥唐辛子)とマテーラパンのクロッカンテがかかってます。
本当は一泊してそのままレッチェに帰るつもりだったのですが、隣町がマテーラと争うパンの街だということを知り、次の日マテーラから出る帰りのバスの時刻までに戻る予定で、隣町へパーネ・ディ・アルタムーラを買いに行くことにしたのでした。
つづく