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がんと共に生きる 21 手術日朝
空腹を感じる余裕のある朝。体は生きていると感じる。自分の中の生命力を信じたい。
私にしては落ち着いている。昨日、親にも夫にも来てもらわなくてよかったのかもな。いたら甘えてしまって怖さが募る。
1人で向き合って、怖さよりも、やはり周りへの感謝の気持ちであふれてくる。私の世界はいつも平和だ。
麻酔から目が覚めたとき、どんな世界が待っているだろうか。今日と変わらぬ穏やかな気持ちで目覚めたい。
日常は本当に美しい。当たり前のことが奇跡的に感じる。今、生きていることを味わえることが尊い。自分の体も心もここにある。
意思もある。生きる。治す。
生きられるか、治るかは、神の領域。
でも、生きる、治すという意思は私の領域。
私の領域にとどまれれば、ストレスはない。
怖れがない。残るのは希望だけ。
希望がまた私を今、ここで生かしてくれる。
そんなことを思う朝です。
私にしては、怖い怖いと言わずにいられているだけで、成長だな。昨日は脳貧血起こしたが、今日は大丈夫w
それでは行ってまいる!
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