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生きているうちに一度は行きたいところ(国内編)#3:福島県・会津若松城
(注:タイトルイメージはnoteの「みんなのフォトギャラリー」から会津若松城の写真がちょうどあったので使わせていただきました)
さて、「生きているうちに一度はいきたいところ(国内編)」シリーズの第3回目は、福島県の会津若松城(鶴ヶ城とも呼ばれます)を挙げてみました。
なぜ行きたいか?
白虎隊の歴史も当然気になりますが、私の場合は高校時代から松平容保・土方歳三好きなので、幕末に壮絶な戦が行われた会津若松城がずっと気になっているからです。
Wikiで調べると?
会津若松城のWikiはこちらです。このWikiによると、
2010年(平成22年)から、黒瓦だった天守の屋根瓦を明治時代に解体される以前の赤瓦葺に復元する工事が行われ2011年(平成23年)3月に竣工した
とのことで、写真を見ても赤瓦の天守閣はかなりかっこいい感じです。
何を見たいか?
一番見たいのは桜の季節に満開の桜と天守閣が写る状況です。また、天守閣に登っての眺めも見たいですし、Wikiに以下の記載のある天守閣のしゃちほこも見てみたいと思います。
現在の復元天守棟上には鯱があげられているが、明治初年の古写真には鯱が確認できていない。これを理由に、2010年(平成22年)からの改修工事にあわせて、取り外すべきだという意見があった。一方、江戸時代の絵図には鯱が描かれているものもあり、正確なところはわからないというのが実情である。
この鯱は、復元工事を担当したハザマの当時の会長より寄贈されたもので、全身の鱗は銀箔、牙は金製、瞳の中心に2カラットのダイヤモンドが埋め込まれている。同社は名古屋城天守の復元工事も受け持っており、名古屋城の金鯱と対になるように、銀鯱とした。金閣寺、銀閣寺に倣ったものである。
到着するまでにどれくらいかかる?
Google Mapで鉄道に限定して調べると、所要時間は3時間47分(平日の場合)。新宿駅発8:31で中央線→山形新幹線→磐越西線経由で行き、快速あいづ1号をつかまえられて会津若松駅着11:50とのことなので、初日の午後をフルに使うことができそうです。但し、鶴ヶ城へは会津若松駅からバスを使って30分くらいかかるようなので、お昼を食べてから行くことになるでしょう。
周辺の観光スポット
じゃらんのサイトで調べてみると、気になるのは以下の3つです。
飯盛山(いいもりやま)は、会津盆地を見渡す展望台としてだけではなく、白虎隊の歴史を振り返る上で悲劇の自刃の地として、白虎隊記念館とともに訪れたいところです。
2つ目として挙げたいのは、松平容保の墓所である院内御廟です。容保ファンとしては見逃せないところ。自然豊かな観光スポットのようです。
こちらは東山温泉からほど近いので、温泉に泊まる場合にはすぐに寄ることができます。
最後に面白そうなのが、こちらの会津さざえ堂。今回調べて初めて知ったのですが、公式サイトによると、
会津さざえ堂は約220年前の寛政八年(1796年)に建立されました。二重螺旋構造の木造建築物としては世界に唯一のものです。
その独特な2重らせんのスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音参りができるという大変合理的なお堂です。また、上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の構造により、たくさんの参拝者がすれ違うこと無く安全にお参りができるという世界にも珍しい建築様式を採用したことで、建築史上その特異な存在が認められ、平成7年に国重要文化財に指定されました。
とのこと。何と面白い経緯なのでしょう!現代で言えば東武ワールドスクエア的な位置づけですかね?いずれにしても建物の形状が「さざえ形」だから「さざえ堂」というのもユーモアがあります。
飯盛山からも近いので是非行ってみたい場所になりました。
気になる食べ物
恥ずかしながら最初は会津といえば喜多方ラーメン(喜多方は会津盆地の中でももう少し北側)しか思い浮かばなかったのですが、こちらを見ると会津の名物としては以下の2つもかなり美味しそうです。
わっぱめし(もしくは、「めっぱめし」とも呼ぶそうです)
わっぱめしとはひのきで作る器の曲げわっぱにご飯とおかずを入れて蒸した料理です。
入れる具材も様々で、イクラや鮭、キノコにカニなどをわっぱに入れて炊き上げるのでたくさんのバリエーションがあります。
これは毎日違うバリエーションで食べることもできそうです。
会津の郷土料理である汁物「こづゆ」
ホタテの貝柱でだしを取り、豆麩(まめふ)、にんじん、しいたけ、里芋、キクラゲ、糸こんにゃくなどを加え、薄味に味を調えたお吸い物を、会津塗りの椀で食す料理。
これはまた滋味あふれる美味しそうな料理です!
また、この2つ以外にも、馬肉やそばが名物のようです。
東京から2泊3日で行く場合の空想旅行プラン
せっかくですから行きは野岩鉄道経由で時間をかけてのんびり行ってみたい、と思って調べてみました。
平日に野岩鉄道経由で効率的に行こうとする場合、新宿駅発10:31の東武特急スペーシアでのんびり出発。栃木駅着11:44で25分間の乗り換えをすれば、リバティ会津という別の特急で会津田島駅に14:08 着。会津田島駅からは14:19発の会津鉄道で約1時間ちょっとで西若松駅着15:26。そこから徒歩で2kmとありますが、そこくらいはタクシーを使っても良いかも知れません。そうすると16時前には鶴ヶ城に着けますが、さすがに1日の使い方としてはもったいないかも。それよりは、初日は会津若松駅周辺に泊まるだけにして、鶴ヶ城は2日目に回す方が良いかも知れません。
ちなみに、前述の通りちゃんと1日目に鶴ヶ城を見たければ速達性を優先してやはり新幹線ですね…。
また、会津で温泉に泊まろうとすると、東山温泉が良さそうです。
2日目は会津盆地周辺の観光で1日過ごせそう。レンタカーをすれば猪苗代湖にも足を延ばせるのでさらに楽しめると思います。
3日目は、只見線が全線復旧していれば新潟側にも出てみたいですが、2021年5月現在ではまだまだ難しいようですので、素直に郡山経由の新幹線で帰るのが良いでしょう。
次回予告
さて、次回の行きたいところは、「#4 群馬県・吹割の滝」を挙げたいと思います。お楽しみに!