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新サービス『Cateras™』開発の上流工程から参加。エンジニアと密に連携を取るUIデザイナーの働き方

人事評価制度の構築・運用支援をするあしたのチーム。人事コンサルティングとBPO(Business Process Outsourcing)に加え、人事評価クラウドサービスを掛け合わせることで、相乗効果を生み出してきました。

今回インタビューしたのは、あしたのチームの人事評価クラウドサービス(あしたのクラウド®HR)などのデザインを担当し、新サービス『Cateras™』の開発にも携わるUIデザイナーの戸田 拓真。

社内のエンジニアや外部パートナーと密に連携を取りながら、UIの設計から実装までを担う責任とは?あしたのチームの「プロダクト部」におけるUIデザイナーの役割ややりがい、組織の魅力とは?詳しく聞いてみました!

最大の入社動機はビジョンに共感できたこと

──まずはこれまでの経歴を教えてください。

これまでに2社を経験しています。ナビゲーションアプリを手掛ける事業会社に新卒で入社して、デザイナーとしてのキャリアをスタート。その後、Web制作会社に転職し、WebサイトやLPのデザインを中心に経験を積んできました。

最初は幅広い業界や企業の仕事をしてみたいと考えてWeb制作会社に転職したのですが、当時は業務内容的に「決められた要件に沿ったデザイン」に限定されることが多くて。その手前にある上流部分の設計に興味がわき、次の転職を検討する中であしたのチームに出会いました。

──ほかにも選択肢がある中、なぜ、あしたのチームに入社を決めたのでしょうか?

「はたらく人のワクワクを創造し、あしたに向かって最高のチームをつくる。」という、コーポレート・メッセージに共感したことが一番の決め手になりましたね。

会社員として働く中で、私自身が「評価」に対してモヤモヤした想いを抱えていたことも、あしたのチームを選んだ理由の1つです。

以前勤めていた企業では評価制度が整っておらず、納得感のある評価を受けることが難しい環境にあったんです。そんなとき、あしたのチームに出会って「正当に評価を受けられる仕組み」の必要性を感じるようになったことも、「ここで働きたい」という想いにつながりました。

──入社後、どのようなお仕事を任されていましたか?

2018年に入社した当初はデザインに関連する業務は何でもやっていました。Webまわりのデザインはもちろん、紙媒体のグラフィックデザインを担当することもありましたね。

業務領域をUIデザインに特化し始めたのは2020年頃です。多くの構造改革が実行された時期で、組織体制が変わり、デザイン組織も再構築されました。このときからデザインチームが、プロダクト部に内包される形に変わり、私自身も専任のUIデザイナーになりました。

チーム内で相互にフィードバックし、複数の視点でデザインする

──UIデザイナーとして、印象に残っている仕事について聞かせてください。

非常に大きなやりがいを感じながら取り組んできたのが、2024年4月にリリースされた新サービス『Cateras™』の開発プロジェクトです。これまでも機能改善や新規開発には携わってきましたが、まったくのゼロから何かを立ち上げること自体が私にとって初めての経験で、学びや発見の連続でした。

──初挑戦で難しいこともあったのではないでしょうか?

知識や技術をフル活用しながら、「新しい価値をどう実現するか?」と自分に問いかけ続けることには難しさを感じることもありました。

まず仮説を立て、プロトタイプ(試作品)を準備し、フィードバックを受けながら検証し、作り直していく。新サービス開発においては、このサイクルを何度も繰り返し、答えが見えない中での模索を続けなければなりません。

チャレンジングな部分も多いですが、そのぶん「新たな価値を自分の手で創造して届けられる」仕事の醍醐味も大きくなります。毎日のようにワクワクする経験ができました。

──具体的にはどのようにデザイン作業を進めていくのでしょうか?

他社ではUI/UXデザインを1人で担当するケースもありますが、あしたのチームでは役割・責任を明確に分けていて、私とは別にUXデザインを担当しているメンバーがいます。

流れとしてはまずUXデザイナーが「ユーザー体験の全体像」を設計。私はその体験設計に基づいて、実際のサービス画面や管理画面などのUIをデザインしていきます。その際には、機能を実装するエンジニアとの連携も欠かせません。

「どう快適に利用していただくか」のロジックをデザインに落とし込む部分が私の担当ですが、単独で作業するというよりもチーム一丸となって議論を重ね、詳細を詰めていくイメージですね。コミュニケーション能力も問われる仕事だと考えています。

──デザイン以外にも、求められるスキルがあるわけですね。

議論の中で「なぜこのデザインにしたのか?」とメンバーから問われることも多いので、普段から意図をしっかりと言語化しておくことも意識しています。質問に対してスムーズに回答ができれば、それだけ建設的な議論が進みやすくなりますから。

自己満足にならず、お客様の価値に繋がるものを作るのは大前提。そのためにも、プロダクト部全員で考え抜き、お互いにフィードバックしながら改善を重ねていくことが、あしたのチーム流のものづくりだと思っています。

UIデザインだけでなく、要件定義から携わる楽しさ

──現在の仕事の中で、最もやりがいを感じるのはどんな点ですか?

プロダクトの要件定義からUIデザインまで、開発工程のすべてに携われることにやりがいを感じています。

私は前職まではWebデザインを幅広く担当していたため、UIデザイン業務に取り組むのはあしたのチームが初めてなんですよね。

かつて担当していたのは仕様がある程度決まっているデザインで、決定に携われる部分は多くの場合「どう(how)作るか」に限定されていました。ですが、今は要件定義から入るため、「何を(what)・なぜ(why)作るのか」の検討から入っていける。この点が、以前との大きな違いだと思っています。

顧客課題の背景は何か、ユースケースには何が考えられるか。UXデザイナーやエンジニアの視点も交え、「なぜ」を考えながら、広い視野でUIを考え、改善していけるのが面白いですね。

──良いプロダクトを生み出すために、部全体で重視していることはありますか?

毎週必ず、KPT法を使って振り返りのミーティングを実施しています。そこで課題を見える化して改善に繋げるわけです。小さなところでは、タスク管理の見直しや新しいプロジェクト管理ツールの導入なども含まれます。

特に今は、新サービスの開発に多くのリソースを割いているので、全員が力を合わせて動くことが重要な時期だと思っていて。今後さらに改善の質とスピードをあげていきたいですね。

「チームで働く×個人の尊重」文化が大きな魅力

──プロダクト部はこれからさらに面白くなりそうですね。一緒に働きたいデザイナー像があれば教えてください。

チームワークを大切にしている組織なので、協調性がある方で、お互いに尊重できる関係性を作れたら嬉しいなと思います。

そして、新しいことへの挑戦や試行錯誤が好きな方と一緒に、組織を強化していきたいですね。組織変更後、デザイナーとエンジニアが一緒のチームで働くようになり3年が経ちますが、まだまだプロダクト部には伸びしろがあると考えています。

──最後に、あしたのチームで一緒に働きたいと考えている方へ向けてメッセージをお願いします。

あしたのチームは「はたらく人のワクワクを創造する」ことにフォーカスした会社です。サービスの提供範囲がとても広く、将来的には日本の生産年齢人口の減少といった社会課題解決の助力にもなると思っています。まさに多くの人たちに影響を与えられる、やりがいのある仕事ができる場所です。

また、プロダクト部にはチームで働く文化に加え、個人を尊重する意識も根付いています。だからこそ、フルリモート / フルフレックス制度を活用して柔軟に働ける環境も整っているのだと感じています。

そんな環境のもとでお互いに尊重し合いながら、「はたらく人のワクワク」を生み出し、お客様の企業価値を高めるプロダクトを、ぜひ一緒に創造(クリエイト)していきましょう!

取材協力:CASTER BIZ 採用
 
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