ミラーレス一眼を買って写真を始めた
前々からガジェットオタクの性質上気になっていたガジェット界ハマるとやばい沼のひとつ「カメラ」だが、
この度無事にはまったことをお伝えします。
初めてのミラーレス一眼
買うにあたり、情報収集したところ、レンズの選択肢が多く、性能も十分で、値段がやばすぎない(やばくないとは言っていない)という判断基準だとなんとなくSONYのがいいかなと思い、SONYのαシリーズに目をつけていた。
先日キタムラで中古のカメラを物色していたら、もう10年前の機種ではあるがα7R(初代)が5万円台で売っておりチャンスだったので購入してみた。カメラ用の貯金がたまって最新機種を買うまでの間の練習用のつもりで購入したが、画素数も3600万くらいあり性能としては十分ないいものだった。
カスタムボタンやダイヤルも豊富で、一眼の基本的操作を学ぶにも申し分ない。
シリーズ後続で性能とともに徐々に大きく重くなっていくのだが、初代機は非常にコンパクトで取り回しもよく、でかいから持ち歩くのだるいなとなる可能性も低くなる。
レンズは、最初のものとして汎用性があり価格も比較的安い28-75mm F2.8 Di III VXD G2(Model A063)にしてみた。
写真をカメラで撮るという趣味体験
ガジェットオタクの皆様においては説明不要と思われるが、用途ごとに専用のガジェットを使用するという体験はそれだけで好奇心を満足させてくれるものだ。
いまやスマホに取って代わられつつある撮影という用途だが、やはりカメラを構え、ファインダーをのぞき、シャッターを切るという一連の動作が重要なのだろう。
設定も自分の思ったとおりに細かく選択できるので、「光景を切り取る」という行為に選択(意思)が付与され表現に押し上げられているように感じる。
とりあえず撮ってみた
購入前にkindle unlimitedで教本を読んだり、YOUTUBEのカメラマンの解説動画を見たりして基本的な操作については把握した。しかし何はともあれ撮ってみないとわからないので、先週早速簡単に街の写真などを撮りに行った。
構図なんかもまだよくわかっていないのだが、教本の基本に沿ったりしてやってみた。ちょっと古い機種なためAFの性能がすごくいいわけでもなかったので逆にMFの練習もできた。
やはり物理シャッターだと「撮ってる」感があり満足できる。
日常の風景のとらえ方が変わる
写真を撮るときに思ったのが、地元なので見慣れた風景なのに「どう撮るか?」という視点で見るだけでその景色それぞれに興味を持てるようになったということだ。
物体の色、角度、大きさ、形などの織り成す光の像が、切り取り方ひとつで無限の表現につながってゆくのは非常に面白い。
思えば、見慣れた景色というものは網膜に入ってくるだけで脳で処理されない、切り捨てられる情報になっていたのかもしれない。
アクティブになる
インドア派なので基本的に引きこもりがちだったのだが、写真を始めると行ってみたい場所、行きたい時期などがどんどん湧いてくる。これは非常にいいことだと思う。世界を生で見に行くというのはグーグルマップで眺めるのとは比べ物にならない情報量を浴びることができる。
出かける前に被写体の撮り方をあれこれ考えるのも楽しい。
出費が増える
レンズが高い。なんでこんなに高いんだ。最初のレンズも安いほうって言っても10万するからねこれ。
撮りたいものに合わせてほしいレンズもどんどん増えるしやはり最凶の沼の一つというだけある。
この先の展望
ひとまずは撮りなれて表現力を磨いていき、来年には新しい機種とかレンズも買い足していきたい。
取り急ぎ次は広角で明るめの単焦点のレンズが欲しいかな。星を撮ってみたいので。
撮りたいものは山ほどあるし、まだ知らない光景が山ほどある。