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ナミアゲハ 202405-06

経済では需要と供給は均衡する
神の見えざる手によって・・・
というけれど

花ばっかたべて色が薄めの終齢幼虫さん達

うちのレモンの木(供給)と
ナミアゲハの幼虫(需要)の関係は・・・
ゆくゆくは需要超過に陥るだろう

ナミアゲハの幼虫
かぞえると二十匹ほどいた
小さな二本のレモンの木に

このままいけば
木が丸坊主になってしまうのが
目に見えている

うちの近くに柑橘系の木はないし
昨年は追加でレモンの木を購入したけれど
農薬のせいか 幼虫達は大方死んでしまった

一年たって 農薬が切れたせいか
その木にも幼虫がきて 嬉しい反面
せっかく咲いた花や新芽を食べてしまう

綺麗な蝶になる幼虫だけれど
もやは害虫に思え 冷酷な気持ちになる
自分の中に そんな勝手な感情が 芽生えた
もう食糧となる木を 増やすのではなく
幼虫たちの受け入れを 締め切ることにした
あとは 野となれ蝶となれ?!


<後日談>
やはり ほっとけず
会社で半休もらってアドプトリバーにて
ミカンの葉をわけてもらい
幼虫達に与えた

以前 レモンの木を買う前に
母の知り合いに頼んで 柚子の葉をもらった時は
まったく食べなかった
スーパーでかってきた 山椒の葉も

だけど これは食べてくれている
ご飯を待ち切れず 蛹になった幼虫は
かわいそうに 栄養が足りず
蛹化不良で半分幼虫のまま
何日かいきていたけれど
その後 動かなくなって

もっと早く 
もらいに行けばよかった
ごめんなさい

あとまわしにするのではなく
機敏に動くことの大切さ
おしえてもらった気がする

あのあと その葉をたべて
いま二匹は蛹になりつつある

勾玉前蛹1
蛹2

だけど チビさんは 三匹ほど
死んでしまった
なぜかはよくわからない

あとで調べると
さわったのがよくなかったみたい
人の手は雑菌だらけなんだ

かわいかった
短い間だけれど
一緒に過ごしてくれて
うれしかった ありがとうね

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