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私的★生活改善運動(防災編)

防災グッズをどう選ぶか
 という話。

私の被災体験は以前のnote
「私の防災意識」の中で書いた。
ちょっと変わった被災体験?から、
私は「災害時でも日々の暮らしが回ること」
が大事だと思っている。

だからこそ、防災グッズはちゃんと選びたい。
やらなきゃいけないことは分かっているが、
重い腰が上がらない。
昨年からmisaさんの
「おしゃれ防災アイデア帖」を手に入れて
ずっと着手しなければと思いつつ、
先にやりたいこと
(断捨離をするとか、人に会うとか、
 文章を書くとか、インテリアを考えるとか。)
    → これはこれですごく大切。)
を優先させていた。
ある程度モノを手放せて、
新しい家の構想が固まりつつあることもあって、
頭に隙間ができた。(→韻を踏んでいる!!)

さて、まず何からしようかと考えて、
まずは見直しからだと思い立ち、
今ある防災グッズを見直してみた。
これは、大好きなスタイリスト
伊藤まさこさんの「家事のニホヘト」に
感化されて、
こんな素敵な備えがしたいと思って
やっていたのだった。
「家事のニホヘト」は2012年の発刊だから、
ちょうど10年前の本。
10年経てばコロナがあったり、
災害も多くなりいろんなことが変わっている。
この時期に見直すのは実は良かったのかも。

何でも形から入る。
テンション上がらないものは嫌だ。
特に今、生活改善運動(→ またnote書くね♥)
の一環としてやっていることなのだから、
当たり前だ。
素敵でないもの、目が喜ばないものは
例え防災グッズであっても
家の中に置いておきたくない。
ま、なかなか現実には
そうもいかないこともあるけど。

まず、「オシャレ防災・・・」の本を見て
持ち物チェックリストを作成した。
(紆余曲折ありました。
 欲しい方はお知らせください。)
 

必要だと思って新たに買い足したものは、
携帯ラジオ/ライト、保温シート、ヘッドライト。
無印で湯煎調理できるナイロン袋も見つけた。

防災ラジオ・ヘッドライト・保温シート・つかう電池

すでに持っているけど、
使えるか確認して買い換えたもの。
災害トイレはそのまま使えそう。

カセットコンロとカセットガス。
普段つかわないけど、使えることは確認できた。
調べていくと、
カセットコンロは10年、セットガスは7年
の消費期限があった。
とっくに切れている。
買い直すまでに、色々聞いて回ってみたけど、
せっかくなら外で楽しめるモノがいいなと思って
迷いに迷って「タフまるJr」を買った。
(黒でかっこいい。
 これを持って外でコーヒーが淹れたい)
新たに家族分の保険証のコピーと
連絡先一覧も入れた。

食品などはローリングストックさせるのが
いいと聞く。
もうできているのでは?
ラーメンとかお菓子とか、大体ストックがある。

買い足すモノをチェックして、
防災リュックに詰めようとしたら
全部はいらない。
どうしよう、新たにリュックを買うか?
備蓄はどこに置こうかな?と思いながら、
ハタと考えた。
このリュックをしょってどこに逃げるんだ?
そもそも、どんな時に逃げるんだ?

それはどんな災害が起こるのか 
その時何が困るのかを想定しないことには
どんな準備がいるかが分からないことに気づく。

私はゴールを設定せずに
一生懸命走っていたらしい。
人が教えてくれることはその人独自のことか、
広く世間一般的に言えることで、
すべて私に当てはまるとは限らない。

なんて私は適当に何も考えずに
生きてきたんだろう。あきれる。
ああ、今気がついて良かった。
危うく、他人による防災グッズを揃えて
完璧!!と思うことになるところだった。

真面目な私。調べてみた。
日本の災害の発生の件数は57%が台風。
ついで地震・洪水だ。
幸運にも私の住んでいる地区は
ハザードマップにもかかっていない。
地域も比較的災害が少ない場所。
水害は深く考えなくても大丈夫そうだ。

次に地震。津波は高台だから多分来ない。
と言うか、ここより高い場所がない。
強い揺れがあっても、
うちはもうすぐ耐震等級の高い家に住むし、
今は鉄筋の集合住宅なので
おそらく家は崩壊しない。
(万が一の時も避難所になる公民館も徒歩1分。)
ということは、万が一避難所に行くことになって
そこで寝泊まりすることはほぼ無い。
ならば、一時避難するかもしれないが、
家で避難生活を送る。
その備えが必要だ。

ということは、自分の家で
ライフラインがない状態で
しばらく暮らすことを考えないといけない。

ライフラインが復旧するまでの
時間を生きのびる計算をする。
過去の災害での9割復旧は
電気6日、上下水道30日、ガス55日。
うちはオール電化にする予定だから、
電気で一週間分。
水道で一ヶ月分という計算になる。
三日後に給水車が来てくれるとして、
3日分の家族の水が必要になる。
それまでの水と給水車から
水を運ぶタンクが必要だ。
電気はまだリサーチ中。
とりあえず多めの電池とガスコンロがある。

いざというときに
必要なモノだけ詰めた防災リュック。
日々のお出かけの時の防災ポーチ。
家の中の防災備蓄。をとりあえず揃えた。

防災ポーチ
防災リュックの中身

ついでに6月と11月には
防災リュックの中身の入れ替えチェックと
書いた付箋を、手帳に張っておく。
(冬だと靴下やカイロ。
 夏だと保冷材やドライシャンプーなど)

とりあえず、一旦ここまででいいだろう。
定期的な見直しが大事だと、よく分かった。

漠然とした不安だけを頼りに準備したところで、
本当に必要なものを必要なだけ出来ている
とは限らないのだ。
備蓄を置く場所は限られるし、
忘れてしまうような、
本当に使う時には使えないものを
持っていてもしょうが無い。

「なんとなく不安。」への対処法は、
防災対策でも将来への不安でも同じだ。
紙に書いて可視化する。
そのことに尽きるのだった。
自分のものの把握というのは
不安軽減効果があったのだと、やってみて気づく。
自分は何をどれだけ持っているのか。
全然理解していないのだった。

普段どんな暮らしをしているか。
お金の流れはどうなっているか?
将来どうしたいのか。
モノの管理と不安、自分の現在地は直結している。

結果的に、自分の持っているモノと心を見直して
自分の現在地と
ここから続く人生の目的地を
セットすることになった。
まだまだ私の生活改善運動は
続いていくのだった。

 
①    ローリングストック
 (少し多めに用意しておくモノ)
食品  水 ラーメン レトルト 無洗米 おやつ
日用品  マスク ゴミ袋 テイッシュ
     ペーパータオル 除菌シート
     除菌スプレー 軍手 電池 絆創膏
     ナイロン手袋 生理用品 ジップロック

②    日々準備しておくこと
 現金ストック モバイルバッテリーの充電
 水を持ち歩く。 

③    今回は買っていないもの
 ・ヘルメット 
 (上から何か降ってくるのか?
  本当に必要か見極めてからでもいいかな?)
 ・口腔ケア用品 
    (どんなモノがあるかリサーチ)
  ・ランタン
   (できればバルミューダのかっこいいのが
   欲しいから、新しい家になったときに買う)  

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