次元大介という男の魅力
次元大介が好きだ。
次元再燃のキッカケ
noteを書き始めたとき、最初は大学を中退してやるとかなんとか書いていた。とんでもない親不孝である。両親にも怒られた。
状況が変わってきたのは、夏休みの間である。私はひどい鬱状態になり、何をする気力もなくなっていた。明るい詩を書くのも、ほんとはしんどかったのだ。
大学を辞めたいというのも、この鬱状態のせいだろうと両親は言った。そこで両親はこんな親不孝者の私のために、私が元気になれるよう色々と考えてくれた。
そして、まずは食生活を変えてみようということになった。今はタンパク質を多く摂り、糖質を制限する生活をしている。要するに、卵やプロテインを摂取する代わりに、パンやご飯は減らしているのである。
すると、今ではかなり元気になり、本当にやりたいことが見つかるまでは、大学もちゃんと通おうという話になった。両親には感謝の気持ち、そして申し訳ないという気持ちでいっぱいである。
それと次元大介になんの関係が…と思うかもしれないが、食生活の改善とともに、私や両親がもう一つ意識したことがあるのだ。
それは、「楽しいことをする」ということである。両親とともに、小学生や幼稚園生のときに楽しかったことを振り返り、それをもう一度やってみようということになったのだ。
その結果、私は小学生のときに大ハマりしていたルパンの再視聴を始めた。
次元大介の魅力
ここから、やっと本題である。そう、ルパンの再視聴を進める中で、私は再度、次元大介に惚れた。
再度というのは、私が小学生の頃ルパンにハマった際、1番はじめに好きになったのが次元なのだ。それからは銭形、ルパン、不二子…と次々に「推し変」していったが、久々にしっかりルパンを観て、次元大介という男の魅力を再確認した。
どのTVシリーズを観ても、自然と次元のメイン回を再生しているし、次元の絵ばかり描いてしまうし、トルネイドばかり聴いてしまう。全身黒の服にワイルドなヒゲ、咥えタバコにヒョロヒョロの脚(それはルパンもそうだが)…特に彼のこのポーズが好きである。
次元という男はクールに見えるけれど、実は銭形と並ぶほど、ハートは熱い男だと思っている。どこからそれを感じ取ったのかは定かではないが…ルパンに「クラシック」と言われようとも愛用の帽子を手放さないところや、他の銃に目移りもせずマグナムを使い続けるところからだろうか。
逆に、おちゃらけたシーンが多いルパンは、近いように見えて掴めない人物だなと思う。そのルパンの隣にいるから、余計に次元が近い存在に感じるのかもしれない。
人間離れしたキャラクターが多いルパン三世の中で、次元は最も人間らしいキャラクターだと思う。早撃ち0.3秒の名手が実在するかどうかは別だ。変装の名人でなんでもこなし、素顔さえもよく分からないルパンや、圧倒的な強さと技で敵を斬りつけていく五ヱ門を見ていると、次元大介というキャラクターは、いかにも血と肉をもったリアルな人間に感じられる。
また、次元大介という名前もいい。「事件大好き」だとか、「次元が違う」だとかのもじりだと言うが、それにしてもモンキー・パンチ先生のセンスは天才的である。いくらその言葉が好きでも、どうしてそれをキャラクターの名前にしようなどと思いつくのだろうか。常人には絶対に考えつかない。
それから、なんといっても次元は圧倒的にビジュアルがいい…これはそれぞれの好みや個人差があるので、これ以上なんとも言えないが。
小林さんの声もピッタリで、まさに国宝級だ。自分にとって次元はやっぱり小林さんで、いまだに大塚さんの声には慣れない。小林さんが次元を引退したという事実を受け止めきれず、パート6は未視聴である。こんなことじゃ次元ファン失格の上に、大塚さんに対して失礼だと分かってはいるのだが、今はまだどうしてもダメだ。もう少し時間が必要である。
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