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スペースに収める3つのポイント〜グラレコよくある質問

イベントでグラレコをしていると、イベント後に声をかけていただくことが多くあります。ありがたいことに、グラレコに興味を持って、いろいろ質問してもらえることも!

会話する中で、皆さんが共通で気になる質問があることに気づいたので、少しずつnoteにまとめていきます😊✏️

どうやって1枚のスペースに収めているの?

必ずと言っていいほど聞かれるのがこちらの質問。1つのイベントの内容を、1枚の模造紙に収めきることに驚かれることが多いです。

指摘されるまであまり考えたことがなかったのですが、改めて思考を棚卸ししてみたところ、私はこの3つを意識して描いていました。

・事前にアジェンダを把握する
・どんな配置で描くかあらかじめ想像する
・残り時間を意識しながら描く

事前にアジェンダを把握する

私がイベントのグラレコをするときは、必ず事前準備をします。事前準備で必ず押さえる情報のひとつが「アジェンダ」です。

例えば、私がよくグラレコさせてもらっている「パラキャリ酒場」のイベント。

当日のアジェンダはこちらでした。

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事前にイベント主催者さんとは目線合わせをして、私がグラレコする範囲は「オープニング・登壇者紹介」「パネルトーク」であることを把握しておきます。

当たり前すぎるけど、ここの認識齟齬があると大きくスペースの使い方が変わるので意外と大事です!

…でもこれだけだと、ビビりの私としては描くための情報足りません😢ぶっつけ本番すぎると緊張しちゃうたちなので、頑張って情報をもらいに行きます。

このときは、事前に主催者さんにお願いして、イベント前に投影スライドを見せてもらいました。

スライドから「シナジーを起こすには?」「コミュニケーションは?」「副業NGなときはどうすれば?」という3つのテーマで話が進むことを把握します。

どんな配置で描くかあらかじめ想像する

アジェンダがわかったら、イベント前に配置をぼんやりと考えます。

配置を考えるときに私が意識しているのは、情報の「役割」と「構造」です。

まずは役割。例えば↓のグラレコだと、以下の3つの役割に分かれます。

①タイトル:左上の「パラキャリ酒場」と描いてある場所
②登壇者紹介:4人のゲストの似顔絵と名前、基本情報。
③問いかけテーマ:黄色の帯が引いてある3つのテーマ

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「①タイトルは一番最初に見てほしいから、視線の流れ的に左上に置こうかな(人の視線は左上からZの流れで見ていく、らしい)」みたいに、なんとなく役割ごとに置き場所を考えます。

役割が整理できたところで、次は構造を考えます。

このイベントは、4人のゲストが、3つのテーマについて語り合う形式でした。この情報を元に、いくつか構造案を考えます。このときは3案考えました💡

A:ゲストベースでまとめる

A−1整然とした表。テーマ1つの質問に対して、必ずゲスト全員が回答していくなら、この形もきれいかも。でも、ゲストAがテーマ1について回答しないとその枠にぽっかり穴があいてしまう。

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A−2もっと人のくくりを強めたいならこれ?この構造なら、誰かがとあるテーマに答えなくても穴があくことはない。ただし、人と人との間に区切りがあるので、ゲストAの話とゲストBの話が絡んだ時に繋ぎにくい。

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B.テーマベースでまとめる

テーマごとに区切り、出た順に沿って発言を描いていく。ただし、誰のコメントかわかりにくいのが難点。このときは、登壇者ごとに色を決めて、発言者がわかるように工夫。

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各構造にメリット・デメリットがあります。このときは、登壇者同士が会話しながらテーマを深掘りしていくイベントだったので、B案でいくことに決めました!

構造を考えると言っても、私は大体このくらいまでざっくり考えて、後はイベントの流れに身を任せます。

残り時間を意識しながら描く

ここまでの2つは事前準備の話でしたが、最後は描いている最中の話。当たり前ですが、残り時間は常に意識しています🕒

多くのイベントはピッタリ時間通りには進まないもの。このイベントも、1つ目の「シナジーを起こすには?」というテーマで盛り上がり、割合として一番多くなっています。

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これを描いている最中も「やばい、1つ目のテーマだけで半分以上スペース使っちゃった…😳」とちょっとドキドキしながら、時間を見ながら残りの2テーマでスペース調整しました。

でもこの「やばい」という感覚も、事前に配置を想像していないと、スペースを使いすぎたかどうなかんてわかりません。事前準備をしたからこそ、早くリカバリーに動くことができて、最後はまぁるく収まっているのかな、と🙆‍♀️

「スキ!」を押すと、個人の体験に基づく私的グラレコをのコツが読めるように設定してみました笑 全部で7種類あるのでぜひスキしてみてください~。

‪ここまで読んでいただきありがとうございます😊