どうして”薬膳”
私の経歴ですが、いつか詳しく書くこともあるかと思いますが…
18歳で福島市からアメリカはイリノイ州の大学へ留学をします。考古学を学びました。卒論は”安楽死”(なぜ!とよく聞かれます。)
日本には、いえ、親のもとに帰りたくないという思いだけで、アメリカのBudweiserというビールメーカーに就職しました。
企業の都合で日本に帰国したのは日本を離れてから5年後のことでした。まるで浦島太郎のようだったのを覚えています。成田空港の駐車場を本気で車屋さんだと思いました。笑)))
そこからはキリンビール本社、ペルノリカール、TUVと大きな外資系企業関連に勤めておりました。年の半分は、海外出張をしていたような生活の中、食に興味がなく、毎日、栄養ドリンク+コンビニ飯を6年続けました。
ある日突然死ぬほどの寒さ、震え、吐き気、頭痛、下痢がいっぺんに表れそのまま救急車で北里大学病院に搬送されました。大腸の部分、部分が壊死したような状態でした。
入院中は絶食。寝ていても吐いて、下痢をしてが30分おきに襲ってきます。
生まれて初めて、もういいな、死のうと思いました。(もちろん、臆病なので、階段の踊り場までは行ったものの、痛いかな?頭からいくか、足からいくか、首つるにはカーテンレールの総重量を考えると折れちゃうなとか…)
死ぬことも出来ないなら、生きるしかないと。でも、もうこれ以上吐き気や下痢と戦うのは嫌なので、体を作り直そう!と強く自分に誓いました。
これが薬膳を真剣に学び出した1歩目です。
好きだから始めたわけではございませんで、必要だったからです。