中村飛鳥

長野市南県町にある小さなお店。薬膳研究家であるオーナーの日記です。

中村飛鳥

長野市南県町にある小さなお店。薬膳研究家であるオーナーの日記です。

最近の記事

Natural Recipes自然の処方箋って

今月は3回講座を開催させて頂きました。ご参加下さった皆さま本当にありがとうございます。やっと本音をお伝え出来ました。 『Natural Recipes自然の処方箋』は、自分を生ききるメソッドです。 紆余曲折、悩みながら、自分に自信がないものだから”資格”に頼り、”言葉”に頼りのらりくらり5年やって来ました。『Natural Recipes自然の処方箋』は、薬膳ですと言ったり、漢方の知恵、お母さんの知恵、薬膳料理、など色々な表現をしてきました。 伝える側の私が、こんなにも

    • 世界観

      もう10月も終わりになりますね。今日の写真は、うちの唯一のコワーカーの”世界観”です。一緒に働くということは、違う世界観が重なり合うという事ですから、難しさもあるし発見もあるのだと思います。 ビジネスには色々な表現があると思いますが、最終的には自分の世界観を実現できるかどうかなのかなと感じます。 本日は、某食品メーカーさまと打合せが朝からありました。各企業、やはり世界観があります。私にはない世界観に触れる時一番わくわくします。 私のこの小さな店舗にも世界観があり、お客様

      • 陰陽=バランスシート

        陰陽などと言うから薬膳・漢方は怪しくなる!なんて感想をお持ちの方がもいるのですが、何度もお伝えするようにあくまでも先人の経験談だと捉えて下さい。 人は何においても、陰陽をもっています。 昼間➡陽    夜➡陰 男➡陽     女➡陰 この地球上(もしかすると宇宙もかな)を陰陽(プラスマイナス)のバランスで均衡を保っているという当たり前の考えがベースにあります。 この時期、自殺される方が急激に増えています。どうしても陰陽のバランスが崩れやすい季節の変わり目には、人は悩むも

        • 秋は収縮の季節

          秋って物寂しい感じがしますよね。自然の摂理がそうであるように、私たちも少しだけ自然界を見習ってみると年末の過ごし易さのヒントを見つけることが出来ますよ。 秋に何かをスタートさせたくなる! 今までも、引越し、転職、習い事など何か新しいことを始めるのはいつも秋口だった!なんて方はいますか?(私です..... はい) その結果、どうなったか全てにおいて振り返ってみて下さい。 実は、この薬膳・漢方とは単なる食、常備薬的な知識だけではありません。 どう生活し、どんなタイミングで何

          8か月私がやってきたこと

          私がここまでやってきたことは、”どうにか楽して結果を得よう”と試行錯誤していた。です。 これが家庭(夫婦)もそうだったと気付きました。結婚して16年目。楽して生きようと思うから、家の中はいつもグチャグチャ。 こういう思考回路を持っている限り、助けに入ってくれる方々も似た通ったかのメンタル、思考の持ち主が来ます。互いに惹きつけ合ってしまうのですね。でも、ここがまた人間の面白いところで、お互い鏡写しなのだから、弱い部分、出来ない部分を投影しながら自分を変革させればいいものを、

          8か月私がやってきたこと

          チームの中でも最初は一人で出来ることから

          店舗を開いて今月が8か月目です。最初にいた2名のスタッフは辞め、男性スタッフと私の二人だけでの営業。収益のことを考えるとまだまだやらないといけないことだからです。 いつでも”卵が先か鶏が先か”の状態。呼吸がすんなり出来る感じではなく、いつも息が詰まってなかなかスッとしない感じ。 どこかで、全てがほろほろともろく崩れてしまいそうな感覚が否めない毎日。 人には2パターンがあるのかなと思うのです。 ①一人の力では出来ることが小さいと理解し、他人とちからを合わせてコトを成し得て

          チームの中でも最初は一人で出来ることから

          人の命の終わり

          父の元へ戻ったのは翌月だったように記憶しています。会いたいわけではなく、けじめをつけにいくようなそんな重たい思いを引きずっていたように感じます。 病室には介護をしてくれる年配の女性と父が話をしていました。 女性は私を軽蔑するような目で見つめます。 父が”俺はもう死ぬんだぞ、何しに来た?”と私を睨めつけていました。 ”あなたが留学させて、連絡を切って、会いにくれば何しに来たってあまりにも自分勝手ではありませんか”と言い返すのがやっとでした。 それから病室で何の話をしたのか

          人の命の終わり

          人の命の終わり

          自分の体と向き合うようになってから、食事の大切さを知りました。入院するまでは、食事は単なる栄養補給行為で、生きるための最低限のエネルギー摂取だったと思います。 同じ時期に、かれこれ8年以上合わずに疎遠になっていた父のことが気になり、ある日実家尋ねました。 呆然とするというのはこういう事なのでしょう。 そこにあったはずの父の病院も、かつて幼少期を過ごした家も更地になって何も無い状態でした。 近所の方に尋ねるととても冷たい視線を送られ”お父様はもう何年も病院に入院されている

          人の命の終わり

          どうして”薬膳”

          私の経歴ですが、いつか詳しく書くこともあるかと思いますが… 18歳で福島市からアメリカはイリノイ州の大学へ留学をします。考古学を学びました。卒論は”安楽死”(なぜ!とよく聞かれます。) 日本には、いえ、親のもとに帰りたくないという思いだけで、アメリカのBudweiserというビールメーカーに就職しました。 企業の都合で日本に帰国したのは日本を離れてから5年後のことでした。まるで浦島太郎のようだったのを覚えています。成田空港の駐車場を本気で車屋さんだと思いました。笑)))

          どうして”薬膳”

          どうして”お店”を始めたの?

          2020年2月に長野市南県町にこの小さな”お店”を始めました。コロナの騒ぎが出始めるそのころです。 もともとは、個人事務所として, キッチンがある自分の食のアトリエとして作りました。 私は、アホみたいに寂しがり屋です。一人がいいと言いながら、実は一人だと”やる気”が起きない。怠け者+寂しがり屋+自己肯定力ゼロ。面倒臭い生き物です。 ガラス張りの店舗なら、怠けれない、通りの人から見える、何となく人を感じれるので寂しくないから、この物件でした。 欲?でしょうか、家賃もかか

          どうして”お店”を始めたの?

          小さな”お店”

          2月に南県町にオープンしたこの小さな”お店”Natural Recipes Kitchen。今月で7か月目になります。いつもご利用頂き誠にありがとうございます。 町の皆さまには、”お弁当屋さん” ”お惣菜屋さん” ”冷凍食品屋さん” ”薬膳料理屋さん”と色々な捉え方をされていると思います。 一番多い意見が、”いつオープンしたんですか?” いつまで経っても、”開店したばかり”のようなイメージが強いようです。((´∀`*)) これも全て経営している私が”何屋さん”なのか、

          小さな”お店”