飛鳥道場池田

東京都北区赤羽の空手道場「飛鳥道場」の代表です。 経験の共有をすると大変な事も自分だけじゃないと気付くはず!大変な事も楽しめるように記事を記します。「しくじり先生」的な失敗懺悔記事。

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アキレス腱両脚同時断裂からの現在

周りにアキレス腱切った人結構いませんか? →断裂人(だんれつびと)が。 こどもの習い事(スポーツ系)で親参加の~大会、とか積極的に参加する人に限って断裂人に。 「あああ!〇〇さんが!!」 「あれ立てない!?」 「後ろから蹴ってませんか?」 「誰か後ろからぶつかってませんか?」 このセリフ分かる人は断裂人です。 スポーツとは無縁な人も。 つまづいて転びそうになり、足を一歩前に出した瞬間!! 「ブッンッ!」 この音が分かる人は断裂人です。 私は2001年12月某日、28歳

    • アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.15

      ここまでずらずらと並べてきましたが整理したいと思います。 断裂人アキレス腱回復史 2001年12月9日 アキレス腱両脚同時断裂 2001年12月11日 手術 2002年1月7日 転院・リハビリ開始 2002年2月28日 退院 2002年3月2日 針治療開始 2002年6月~ 断裂前の生活に 片脚でも両脚でも復活するには、大体これ位の期間を要するのだと思います。 年齢的に比較的若い時期に断裂したので、このぐらいで回復したのであって、回復が遅れ始める40代〜断裂された方は、

      • アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.14

        断裂から175日以降、約6ヶ月からです。 月1回の病院での診察。 週2~3回の針治療。 毎日のセルフケア。 「アキレス腱」体の中でも超VIP待遇です(笑) 他の部分は抜群に調子良かったので、アキレス腱回復に全力を尽くせました。 その後を記します。 ・大会に向けガンガンに稽古 ・同年11月、全日本選手権出場(ベスト16) ・翌年1月LIVEに行く(立ちっぱなし) ・大会に向けガンガンに稽古 ・6月全日本体重別選手権出場(優勝!) ・海外・国内指導であちこちに ・大会に

        • アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.13

          今回は針治療の事を。 退院してからは週2~3回針治療を受けていました。 硬くなった組織にぶすぶすして血行を改善しほぐしていく。 イメージ的にも非常に効果がありますよね。 実際も非常に効果的でした。 アキレス腱つながりで皆さんの治療法を聞いたのですが、 手術か固定でくっつけたら「はい終わり」という人が結構多くて驚きました。 片脚だとそうかもしれません。 もう片方は使えるし、徐々に良くなっていると勘違いしてしまう人が多いです。実際は左右差が結構出ていて、良くなった頃また断裂人

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        アキレス腱両脚同時断裂からの現在

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.12

          断裂から84日目。 2月28日ついに退院です。 かわいい後輩達が車で迎えに来てくれて帰りました。 しかしまだまだ元通りに動くには程遠く、 ここから「脚が満足に効かない生活期」突入です。 3月、断裂から85日目からです。 月1で、手術してくれた先生のいる「中野江古田病院」、 リハビリの「岡田整形外科クリニック」に状態を見せに行きます。 この頃は車いすは卒業。返却。 松葉杖は一応借りてました。 何とか歩行は出来るのですが、とにかく歩幅が狭いため遅い。 もどかしいのでリハビ

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.12

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.11

          断裂60日~80日、この辺りが「松葉杖生活期」ですね。 「松葉杖電車帰宅」の日がやってきました。 週末の土日、どきどきです。 日曜日は病院も休みなので、居ても何もすることがないのです。 土曜の夕方頃群馬県館林市を出発。 駅までは病院の自転車をお借りしました。 この頃自転車は普通に乗れるようになっていました。 が、足付けが怖い。 松葉杖を持っていく。まだ直立二足歩行は出来ません。 松葉杖を突いて電車に乗り込む。 松葉杖を使った人は分かると思いますが、片脚でも結構しんどい。

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.11

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.10

          断裂から約50日。 リハビリはその後も順調に進んでいきます。 ジムに行きはじめ1週間経ち、先生より次の指示が、 「ギプスを外してプールでリハビリしましょう」 どんどん進んでいきます。 プールといっても泳ぐわけではありません。 水の浮力を利用しての歩行訓練です。 はじめは水中でさえも立つ事が出来なかったため、 プールの端で壁伝いに歩く訓練。 ↓ コースを区切るコースロープにつかまり歩行訓練。 ↓ ビート板を使って歩行訓練 ↓ 水中歩行 という具合に進めていきました。 【プー

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.10

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.9

          ここで「車いす」について。 かわいい後輩が借りてくれた「車いす」。 約2か月間使用していましたが、その間に外出許可もでて、普段の二足歩行生活では見えない、車いす利用者の目線が経験出来ました。 車いすで外出許可が出てたので、街中に出てみると、気になった点がいくつかありました。 ・結構気にせず人がぶつかってくる。 ・小さな段差でもひっくり返ってしまう。 ・身内に対して横柄な態度をとってしまう。 ・気を使われるのが嫌になってくる。 ・優しい人が多い。 ・結構気にせず人がぶつか

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.9

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.8

          コツコツとリハビリを行っていきますが、手術したアキレス腱はまだまだガチガチで動かせませんし、立てません。 車いすと松葉杖を使いこなす入院生活。 自由に行動も出来ないのでどこも行けず、お見舞いで頂いた本などを読み過ごしていた日々。 リハビリ開始から2週間過ぎた1月22日。 先生より次の指示が出ました。 「トレーニングジムに行きましょう」 え? こんな患者状態でジムは無理でしょう。 ところが、この病院のここが良い所。 提携のトレーニングジムがあるのです! 監禁入院状態で息苦

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.8

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.7

          さてリハビリが始まります。 1月8日、手術からのギプスが取れ、 ・アキレス腱の確認 ・傷口の確認 ・足首の可動の確認 ・足指との連動性の確認 ・下腿三頭筋との連動性 ・ハムストリングスとの連動性 等々 を調べていきました。 こちらのページに筋肉の良い参考画像があります。 入院先の、「岡田整形外科クリニック」は快適な施設でした。 術後1ヶ月の状態は、 ・アキレス腱・・・触るとまだ柔らかく腫れあがっている状態 ・傷口の確認・・・糸が出てたりして毛虫状態 ・足首の可動の確認

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.7

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.6

          手術が終わり、次の段階のリハビリに向け転院です。 その日の前後の事を。 両脚が効かない状態は非常に不便で、健康な脚が使える状態のありがたさというか、こんなに不便なのだと実感した時間でした。 この状態はしばらく続くため病院から「車いす」を提案されました。 時期は1ヶ月半位。 当時は病院のレンタルは少し高額だったので、どうしようかな?と思っていたところ、気が利くかわいい後輩達が調べてくれて、 「区の貸し出しだったら無料で貸してくれるみたいですよ」 と教えてくれた。 手続き、借り

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.6

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.5

          術後も問題無く、様子を観察しながら過ごしていきました。 ギプスで固定し、動かないようにしていたような気がします。 とにかく傷口が痛痒かった記憶があります。 普段の入院生活はリハビリ室でのトレーニング。 膝下以外は動かせるので上半身中心のトレーニング。 そうこうして手術からの病院生活も次の段階がやってきました。 いよいよリハビリの準備です。 まだ切ったばかりで早いと思いますが、つなげたのでくっつきます。 その後が問題です。 ケガからの回復、再発防止、日常を取り戻し、競技選手

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.5

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.4

          事前に執刀医よりどんな手術をするのか説明を受けます。 手術当日は病室で麻酔を打ち、効いてきた頃手術室へ。 ググって調べたらここの説明が分かりやすかった。↓ 手術中はインターン?研修中の医者達が4名位いて、 先生が「これがアキレス腱」とか説明しながら色んな人に触られました。 クッ、クッ、と引っ張られます。 部分麻酔だったので生々しく覚えています。アキレス腱が。 両脚だったのでもちろん手術は2セット。 左脚は上の画像のように比較的きれいに断裂していたのだが、 右脚は先生曰く

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.4

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.3

          さて、朝になり他の病院に転院する事に。 あれ?何もしていないのに転院? そうです、色んな人が色んな所に働きかけてくれていたのです。 感謝しかありません。 聞くと色々なスポーツ選手を執刀した膝の名医に診て頂けるという事。 ありがたやありがたや。 午後からだったか、医師会病院の救急車で「中野江古田病院」に引越し。 相部屋で4名の病室。 外科の病室なのでみなさん明るい。 内科の病棟もあり、こちらは暗い感じ。 内科は具合が悪い方が多いので暗くなりがちなのだそうです(看護師談) こ

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.3

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.2

          仲間の車に乗り込み、当時、六本木にあった行きつけのクラブ、 じゃなくて行きつけの治療院に向かう。 駐車場から5分位の距離を、先輩にしがみつき脚を引きずりながら30分位かけて到着。 着くなり先生がアキレス腱を触り、 「これ、アキレス腱切れてますよ!両脚!救急車呼びましょう。」 ・・・ 頭の中が真っ白に。 どうすればいいんだ??? また?が頭の中に。 なぜ切れたか分かったか? これは後から先生に聞いたのだが、 アキレス腱。触るとワイヤーのようなかたい筋ありますよね。 切

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.2

          アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.1

          「頭を打ったので脳震盪に違いない」 落ち着けば立てるだろうと考え、しばらくしたのだが、立てない。 仕方が無いので、I先輩の大きな体に虫のようにしがみつき、ようやく立ち上がるが、手を離すと、「パタッ」と、座り込んでしまう。 「立てない」 立つってどうやるんだっけ?と考えてしまうぐらい立てない。 「脳が震盪しているからに違いない」 そう思い込んだ。 四つん這いになり荷物をまとめ、帰ろうとするのだが、立てない。 「困ったぞ」 意識ははっきりしているのに、なぜ立てない? ず

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