アキレス腱両脚同時断裂からの現在vol.13
今回は針治療の事を。
退院してからは週2~3回針治療を受けていました。
硬くなった組織にぶすぶすして血行を改善しほぐしていく。
イメージ的にも非常に効果がありますよね。
実際も非常に効果的でした。
アキレス腱つながりで皆さんの治療法を聞いたのですが、
手術か固定でくっつけたら「はい終わり」という人が結構多くて驚きました。
片脚だとそうかもしれません。
もう片方は使えるし、徐々に良くなっていると勘違いしてしまう人が多いです。実際は左右差が結構出ていて、良くなった頃また断裂人になってしまうパターン結構います。かばって反対の足も使い過ぎて断裂人に、というパターンもあるようです。
ググって見たら・・・
安田徴候って言うんですね。
私の場合は運が良くも悪くも両脚同時断裂の断裂人だったので、左右同時に治さなければ復活はないので、確実に動かせるまでは、慎重に、しっかりと治療、リハビリしたので、再発せず競技選手生活に戻れたのだと思います。
もちろん選手後の生活にも良いです。
ケガは付き物ですが、その後の活動は、その時の治療・リハビリに掛かってます。
針治療ですが、針を打ってもらうと分かるのですが、患部が硬くて、はじめは針が入らない時もありました。治療を続けていくと、きっと患部が柔らかくなっているのでしょう、徐々に針がスーッと入っていくのが分かりました。
はじめはアキレス腱が本当に太く、硬くなっており、
例えるとなんでしょうね…
寒い時期の室外のホースのような感じですね。
それがかかとの上にあるという。
それでも、柔らかくなってきたなと自覚が出てきたのは2ヶ月位経った後だと思います。
針治療おススメしますが、先生との相性もあると思います。
もちろん技術の差もあると思います。
何人かに打ってもらいましたが、合わないと針の入りが甘かったりして痛みが残ってしまう。
針治療は相性です。
そういう意味では良い先生に巡り合えて幸せでした。
その時からお世話になっている先生2名いるのですが、現在も調子悪くなったらお世話になっております。
もちろん自分でもアキレス腱をケアします。
・ストレッチ
・マッサージ
・アイシング
1日の終わり、お風呂後に必ずやっていました。
そして6月。
断裂から174日目が過ぎました。
針治療・リハビリを続けながら、ついに本格的に動き始める事が出来るようになりました。
断裂から175日からは断裂前の生活と同じように送れるようになりました。
そしてこの1年後、全日本大会で優勝することも出来ました。
続く