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おむつなし育児体験記
おむつなし育児という言葉をご存知ですか?
全くおむつを使わずに育てる育児法ではありません。
保護者の余裕のあるときにおむつをはずしてみて、
子どもの様子を観察し、排泄したそうな素ぶりを見せたときにおまるなどで排泄させるというものです。
鍼灸師の先輩がハイハイしているくらい小さな赤ちゃんをおまるでウンチさせていると話していたのを聞き、
私も子どもができたらやってみよう!と思っていました。
娘がお腹にいる頃からコトリワークスというブランドのおまるを買いました。
おむつなし育児の目的
・おまるなどの広い空間に排泄して、「気持ちいい!」を子どもに感じてもらう
・いつ排泄するのかを観察することで、保護者が子どもの仕草に敏感になる
・排泄を通じて保護者と子どもの関係が深まる
娘と私のおむつなし育児の歴史
※生後すぐから試そうと思っていましたが、首や腰がすわるのを待ってスタートしました。
【0歳半年】
朝おきてすぐなど、おまるに座らせてみて、おしっこをキャッチすることに成功!
しかし季節が冬になり、寒いのでお尻を出したがらなくなりました。
なので、暖かくなるまでお休みしました。
【0歳10ヶ月〜1歳3ヶ月】
暖かい季節は下半身ははだかで過ごしていました。
冷えとりの考え方的にはNGなのですが、どうしても嫌がるので無理強いはしませんでした。
おまるでキャッチできることもありましたが、結構、そのまま垂れ流しも多かったです。
【1歳4ヶ月】
産後すぐから、ずっと布おむつで育ててきたのですが、歩くようになって、布おむつを嫌がるようになりました。
布おむつ自体を嫌がるというよりは、おむつ替えでじっとしているのが耐えられない様子でした。
やむなく紙おむつを利用しました。
【2歳頃】
おしっこ、うんちを教えてくれるようになり、おまるで排泄できるようになりました。
トレーニングパンツをはくようになりました。
紙おむつをはいているときは、おむつに排泄することもありました。
【2歳4ヶ月】
トイレで排泄できるようになりました。
それまではトイレに誘っても嫌がっていたのに、ある日突然、「トイレでする!」と言い出し、そこからずっとトイレでしています。
出先でも「おしっこ!」と教えてくれます。
おむつなし育児のポイント
・子どもが嫌がったら無理やりやらない
おむつなし育児の目的は子どもが快適に排泄することです。
子どもがやりたくないときはその気持ちを大事にします。
・できていたことができなくなっても気にしない
おむつなし育児の目的は早くおむつをはずすことではありません(結果的に早くはずれることはありますが)。
なので、焦らずのんびり取り組んでみてください。
「おしっこ出そう?」というコミュニケーションや、「しっかり見てるよ」ということを態度で伝えることが大事だと思います。
まとめ
これは娘と私の個人的な体験記なので、一般的な「おむつなし育児」のやり方と違うところがあるかもしれません。
私は子どもの気持ち尊重することを大事にしたいと考えました。
これはわがままを聞くこととの差が曖昧なのですが、
子どもが「これは不快だ、やりたくない」と態度で示したときは、
それを尊重することにしました。
結果的に「垂れ流し育児」になっていた時期もありますが、
「まあいっか」とおおらかに見守っていたら、
すぐにおまるでやってくれるようになりました。
(子どもの尿はにおいが少ないので、雑巾でふくだけで大丈夫でした。においが気になる場合は、重曹を水で溶いたものをスプレーして、雑巾がけするといいようです。)
育児に正解はありません。
どうかお母さんとお子さんが笑顔でやれるやり方を見つけてください。
読んでくださってありがとうございます!
参考文献
・三砂ちづる『五感を育てる おむつなし育児』(2016,主婦の友社)