夫が病気になったことで得られたメリット3選
前回の投稿で、
問題にこそ隠れたメリットがあり
そんなメリットにこそ
問題解決を妨げる本質的な原因が存在すると紹介しました。
今回は自分の夫が病気になったことで
ゲットした、
見えないメリットについて
簡単に3つ紹介したいと思います。
その①:精神的なマウント取り
悪いのは病気になった夫で、
そんな夫を献身的に支える私は素晴らしい妻
という、
私にとって都合の良い構図を
ナチュラルに築くことが出来ました♪
その②:ストレス発散
病人の世話はストレスが溜まる…
だけではないのです。
病人の世話で溜まったストレスは、
誰かに愚痴ることが出来ます。
実はこの「愚痴る」という行為そのものが、
誰かに話を聞いてもらうことであり
「アナタは大変ね」「可哀想ね」と言ってもらえる
絶好のチャンスでもあるわけです。
愚痴を言って発散したい、
「アナタは大変ね」「可哀想ね」と
言ってもらいたい、
周囲からの同情を得たいがために
”夫の世話を私自ら選んだ"
と言っても過言ではないのです。
その③:自分を感じることが出来た
私はどうやら「幸せになってはいけない」と
(無意識に)思っているようです。
私の場合、
幸せな自分は→ダメ×
不幸な自分は→良い◎
という不自然な自己イメージ(無意識)を
持っているため、
夫が病気になることで
イメージ通りの自分(=不幸な自分)を
現実化していたのです。
その理由を今ここで書き出すとキリがなく、
長くなってしまうので今回は省略しますが
夫が病気になって毎日ケンカばかりの状態こそが
私にとっての幸せであり、
自分を感じるための"手段"でもあったのです。
(→だからそういう状況を引き寄せた)
ここまで3つ挙げましたが
おそらく「何言ってんのコイツ?」と
思う方が殆どでしょう。笑
それは当然のことであるし、
家族が病気になって喜ぶ人って…
あまりいないと思います。
(普通に考えてただのサイコパスですw)
しかし今回の投稿は
人間の無意識の話です。
私たち人間の意識は
2~3パーセントの顕在意識と
97パーセントの潜在意識(無意識)に
分かれており、
日常生活における"意識"とは
数パーセントの顕在意識を指します。
私たちは日々、自分の意思や考えに基づいて
生きていると思っていますが
それらは全て
たった数パーセントの
顕在意識における話。
「自分の意思や考えに基づいて生きている!」
というのは、
それはある意味
人間の勝手な思い込みであって
人間の傲慢(エゴ)なのです。
本当のところは、
97パーセントの潜在意識(無意識)で望んだ
行動と結果を
無意識レベルで
引き寄せ実現しているのが
私たち人間の姿なのです。
私で例えれば、
2~3パーセントの顕在意識(意識)では
「夫が病気で大変だ」
と思う(言う)わけですが、
97パーセントの潜在意識(無意識)では
「夫が病気になってラッキー☆」
と思っているわけです。
その理由は前述の通り、
①精神的なマウントとり
②ストレス発散
③自分を感じることが出来た
↑これらの隠れたメリットを得るために
無意識レベルで夫の不調を望み、
そんな夫の世話を画策
見事作戦成功☆
というわけです。
つまり、
夫婦喧嘩の元ネタを作っていたのも自分
夫が病気になって得をしていたのも自分
自分の夫が病気になる生き方を選択していたのは
他でもない、自分だったーーーー
というわけです。
ここまで読んでいて
そんな馬鹿な!と感じる方も居るでしょう。
しかしこの理屈について、
私自身は確信を持っています。
なぜならこの理屈を理解し
腑に落ちた瞬間から
夫婦喧嘩は激減、
夫の不調についても大幅に改善されたからです。
それぐらい、人間という生き物は
自分のことが分からない
厄介な生き物なのです。