女川生活延長戦は、一人ではできないことに挑戦する! by わたなべあさと
ご無沙汰しております。
インターンの渡辺です!
もともと3月末までの滞在を予定していましたが、魅力的な人がたくさんいる女川町をすっかり気に入ってしまい、7月末まで滞在期間を延ばすことになりました。このアディショナルタイムを使って、かねてより温めていた【CAFE MILLS】開業計画を少しづつ実践しております。
実践①「カマスにいる人へ無料でコーヒー配り」
CAFE MILLSでは、【一人の時間を過ごしながら、他者の存在を感じることができる場】を提供したいと考えています。一人の時間を自由に過ごすためには、ある程度長時間滞在してもらいたい、長時間滞在に耐えうる経営をするには、コーヒー1杯あたりの単価を高く設定しなければならない、という理由から、それなりにおいしいコーヒーを淹れなければなりません。
おいしいコーヒーを淹れられるように、何度もコーヒーを淹れる練習をしたいのですが、私自身コーヒーが飲めません。体のコンディションにもよりますが、カフェインを取ると手が震えてしまうのです。自分一人では実践が難しいということで、【カマスに来た人に無料で配って、味のレビューしてもらおう!】と決めました。
カマスのスタッフ、日立システムズの方、公民連携室の方、商工会の方、たくさんの方に無料でコーヒーを配って気づいたのは、【コーヒーを配ることで、その人に豊かな時間を提供している】という気になれることです。無料で配るからか、みなさん「おいしかった!」と言って下さるので、品質改善のヒントはそこまで得られません(笑)。しかしそれ以上に、豊かな時間を提供する喜びや自分の仕事に対する誇りといった感情があふれてきて、とても幸せな気持ちになります。【自分はやっぱり、カフェを仕事にしていきたい。】と改めて感じました。
実践②「富谷のシェアカフェ“こん・とん”にて、スモールスタートを開始」
以前、私が尊敬する『喫茶ランドリー』オーナーの田中元子さんに、自分のビジネスアイデアをプレゼンするというイベントがあったのですが、その際に私(たち)の発表を見ていた富谷塾コンシェルジュの方が、『こん・とん』というシェアカフェ(※)を紹介してくださりました。
※自分のお店を出してみたいという人が、一日単位で店舗を借りることができるお店
コーヒーを淹れたこともない私には時期尚早だと思いましたが、瞬間、【自分は今、やらない言い訳をした!】と確信しました。竹原ピストルが「でっかい背中に喧嘩を売りまくれ!」と言ったように、時には無謀な挑戦をすることも大事だと信じ、思い切って出店してみることにしました。
実際にやってみると、様々な反省点が見えてきました。経費のこと、売上のこと、お客さんに価値を届けること、いろんな部分に改良の余地を見つけることができ、本当にやってよかったなと思いました。
なにより、【私の想いに共感してついて来てくれる人】がたくさんいたことに感動しています。創業本気プログラム期間中、何度もぶち当たった【自分はなぜ、カフェを起業したいのか?】という問い。この問いに一応の答えを見つけ、周りの人に伝えていると、いつの間にかたくさんの人が私の想いに共感してくださり、様々な形で支援をしていただきました。
実践を振り返り
女川生活延長戦は、残り2か月を切りました。まだまだ実践しきれていないことがたくさんあるので、これからも自分と向き合い、想いを人に伝えて、「共感」という力でたくさんの人に助けてもらいながら、一人ではできないことに挑戦していきたいと思います。
余談
映画を観た感想を日記として書いてます。
これはお気に入りの一作。
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女川町で5〜1ヶ月移住体験ができる『お試し移住プログラム』についてはこちら。
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