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ヴェズレーのある柱頭彫刻の意味 プルタルコスの養蜂家?

インスタを貼り付けましたが、ヴェズレーのこの柱頭彫刻の意味が美術史家にもはっきり確定しておらず、
パノフスキーは4つの風、フォションは養蜂家、なぜならクリュニーにも同じものがある。でも養蜂家の根拠はフォションは書いていない。
MFハーンも養蜂家で処女の象徴としている。

フーコーの性の歴史3巻を読んでいたら、養蜂家としてプルタルコスを引用していた。

その該当箇所は下記のとおり

§ xliv. They say the cat is driven mad by the smell of perfumes. If it happens that wives are equally affected

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by perfumes, it is monstrous that their husbands should not abstain from using perfumes, rather than for so small a pleasure to incommode so grievously their wives. And since they suffer quite as much when their husbands go with other women, it is unjust for a small pleasure to pain and grieve wives, and not to abstain from connection with other women, when even bee-keepers will do as much, because bees are supposed to dislike and sting those that have had dealings with women.

§ xliv. 彼らは猫が香水の匂いで狂わされると言います。もし妻たちも同様に香水に影響されるなら、それだけの小さな喜びのために夫が妻をひどく不快にさせるべきではなく、むしろ香水の使用を控えるべきだというのは怪物的です。そして、夫が他の女性と関係を持つとき、妻たちは同じくらい苦しむので、小さな喜びのために妻たちを苦しませ、悲しませることは不公平であり、他の女性との関係を避けないことは不当です。養蜂家でさえも同様のことをするとされています。なぜならば、蜜蜂は女性と取引をした人々を嫌い、彼らに刺されると考えられているからです。

https://www.gutenberg.org/files/23639/23639-h/23639-h.htm

となると蜂の巣らしきものを安全に握りしめている彼らは女性と関係を断ち、禁欲状態にいるということを示している。
それは他のアントニウスや砂漠のパウロなどの禁欲・苦行をしている彫刻がヴェズレーにいくつもあるということと一致している。

と考えました。こじつけが過ぎるかもしれませんが、今のところは確定的なものはないので。

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