SNSとストレス軽減の関係性
こんにちは!アストロラボのぽぽちゃまです。
今回はSNS(主にXのようなミニブログ系)とストレスの関係性についての自分なりの考察です。
この間、社内で鬱と不安についての~というストレス緩和・回避に関する小さいセミナーがありました。
内容は簡単に、
・なぜ人は鬱になるのか
・鬱と不安の違い
・鬱は1種類ではなく病名あるなしで沢山ある
・社内ディベート的なもの
のようなものでした。
私は自分が不安障害っぽいのもあって、これ系の話題で議論やインプットするのが大好きなのですが、この中でふと思った事があったので自分なりになるべく手短に、そして普段から自然に出来ているけど普通の人からすると結構盲点なのでは?と感じた部分についてのお話をします。
そもそも人はなぜ鬱や不安になるのか
内容をどこにもメモせず純粋に楽しんでいたので結構フワッとしていますが
人は最初に感じた不安要素や不快感を溜めて発散せずにそのまま過ごすことで、「鬱」として身体や精神、思考が落ちていくという話だったと思います。
例えば、最初に「不安」として、(あ~あの仕事をミスして怒られたらどうしよう)から始まり、実際にミスしてしまった時の(あ~やっぱり怒られた、なんて自分はダメなんだ)(怒られて怖くて悲しく感じた)という感情を消化不良で溜めていき、フラッシュバックや発散しないまま次の不安を抱える事で心のコップの容量を超えてしまい、溢れだした状態が身体等に出るということです。
セミナーの中で、「この「うつ状態」にならないために、自分のメンタルを守る行動をしよう」と、【苦手な人とは適切な距離を置く】【誰かに話す】【趣味などで発散する】などで発散し、自分の感情が今どうなのかを正しく理解する事が大事というお話が出ました。
この話を聞いた時に、私は「え?逆に今自分が不快だなとか嬉しいなとか皆気づかないで過ごしてるの?逆に何考えて生きてるの?」と近くにいてほしくない人間ナンバーワンのような思考を脳内で展開しておりました。
そしてセミナーをしてくださった社員の方からも、「ポポちゃまさんのようにしっかり感情を理解してストレス回避が出来る人もいます」と言っていただけたので自他ともに認める"自分の機嫌や感情を、自分でコントロールできる人"である事がわかりました。
で、じゃあ逆に自分以外にとってこんな簡単なことが出来ない理由はなんだ?と思ったわけです。
SNSは感情表現が一番身近である
このセミナーを受けている最中では、「まあ、趣味も沢山あって、比較的友人も多く、家族や恋人とも良好な関係を気づきやすい根っからの性格が最高なんだ!」とまたまた近くにいたら最悪な人間の思考で自分の自己肯定感だけをメキメキと上げた結論を出していました。
でもこのようなトピックが大好きな私は、数週間「じゃあ鬱になったり、感情表現が出来ない人との違いはなんだ」と逆に今塞ぎこんでいる人達への対症療法的な観点はないかとずっと考えていました。
その中で1つ、そういえばと思うものがあったのです。
それは、自分が根っからのツイ廃(ツイッター廃人)で、学生時代から何かあればすぐTwitter、寝れなくてもTwitter、イラついてもTwitter、ハッピーでもTwitterだったことが関係しているのではないかと考えたのです(超バカっぽい)
それこそ、InstagramやTwitterでその日友達や恋人と遊んだ記録や、自分的に良かったメイク、コーデ、買ったものを投稿したり、好きなアイドルや俳優さんの情報などを眺める為にとほとんどの人がSNSを使用していますが、自分の気持ちを1から10まで寝る間を惜しんで書いてるような暇人は早々いないと思います。
ですが私は暇人なので、ひどい時は1日に200ポストをするレベルで、いいねをつける速度なんかも自動ボットより速いと言われているほどです。
そんなに何書くんだよ!と思うのですが、それこそそこで自分の気持ちを一言一句書いているのです。
もちろん社外秘やあまりにプライベートすぎる事は、これだけインターネットに張り付いていて、炎上やバカッター、バイトテロなども見ていて、それらの当事者の顛末を知っているので書きません。でも感情は書いていても住所は特定されませんし、あまりにも過激で攻撃的な事を言わなければ、フォロワーさんを傷つけることもありません。
もっと簡単に言うと「このnote記事」みたいな内容を140字パンパンに書き殴って、君たちの客観的な意見や新しい視点をくれ!とやっているのです。
【あ~家の猫が本当に可愛い、なんでこんなに可愛いんだ?】と書く時もあれば、【最近は、男女驕りおごられ論がよく話題に出るけど、自分的には満足のいく労働条件とお給料をいただいているので、自分から奢ってもらって当然!という風にはなれないけど、他の人達はどう考えてるの?】などを、
自分で呟く時もあれば、引用やリプライを眺めて大衆的な意見と自分の考えに大きな乖離がないかなどを確認したりと暇人ながら脳みそは大忙しのSNSの使い方をしていました。
こうすると、ほとんどの男性には呪詛にしか見えておらず、女性は結構意見をくれたり、ご飯の時の話題として出してくれて大盛り上がりして更に仲良くなったり、考え方をアップデートしあえたりなどしてより良い関係値を気づけることが多かったりするという発見もありました(笑)
一見ただの気狂いですが、これが自分の現実においての感情のコントロールやストレスのコントロールに意外となっていて、また「きちんと言語化する」というフェーズを挟んでいるので、今自分が何を考えていてどういう風に感じているかという事を脳内でも言語化できるようになっていったのです。
しかしこれも良い事ばかりではなく、やっぱり感情をドカン!と文字で人にぶつけている状態なので、感情を大々的にあらわにされることにショックを受ける人やストレスを感じる人もいるので、そういう人にはとっても距離を置かれてしまいますし、文字として残るものなので、軽はずみに言ったり意見したりしたものが後から自分を追い詰めてしまう場合もあります。
また、自分ではまんべんなく色々な意見を見聞きしたり集めたりしているつもりでも、確証バイアスによって、自分と同意見だったり、偏った考えしか目に映っていない事も多々あると思っているので、危険な行為でもあると思います。
また最近では、ここに承認要求も乗っかってきて、自分の気持ちを書いてみんなに私はこんな人間です!と理解してもらうまではいいものの、過剰に話を盛ったり、敢えて人を傷つけるような言動を行う人も増えているので、SNSも人間関係、つまり合う合わないがあり、余計ストレスになってしまう場合もあるので完全なる特効薬というわけではありません。
心に比較的余裕がある時のセルフケア
「過剰なまでの不安」や「うつ」状態に自分の気持ちに正直な文章を書いても、気持ちいいものにもならないですし、他人の意見と違った時に余裕がなく攻撃的になることがあるので、比較的に落ち着いている時に、あ~あれについて自分はこう考えるな~、自分だったらこう考えたいけど、他の人の意見も柔軟に取り入れよう!くらいの気持ちでいれば、SNSは最強のセルフケア材料になると思います。
言葉にしても良い範囲で、自分の視野や手段を広げるための意見を文字に残してみよう、それが無理なら日記やメモに自分の気持ちを書いてみるのが、精神を病まないために超大事です。
まとめ
SNSは今現在、承認要求に負けてしまい取返しのつかない投稿をしてしまう事や自分の意見が正しい!という価値観の押し付けがぶつかりあう所謂スラム化が進んでしまったこともあり、生活の充実した人は寄り付かない危険な場所になり、プライバシーが侵害されたり身の危険を呼ぶキッカケになってしまう印象の方が強くなってきているかもしれません。
ですが、普段のしょうもない一言を気軽に他人と共有し、気楽に意見を交換する場があっても良いと私は考えています。
個人的には今のポジティブな自分や、ここまでの範囲であれば人と適切な距離で会話できる!という線引きの確立化ができる側面もあり、精神的に救われた部分が多々あります。
小さい時にちょっとした失敗や人間関係での悩みを抱えながらも、自分の感情に対して素直になれる場があってもいいんじゃないかなあ
そんなお話でしたw
かといってこれが正解かと言われると、とっても不思議な人間が出来上がってしまっているので良いかと言われたら別なので、あくまで個人の感想程度です!
一番は趣味という沢山の発散場所を見つける事ですね!
お読みいただきありがとうございました!
今年も皆さんが幸せに生活できますように!