Zen2.0 2019
3年目となり、益々、深化するZen2.0。
建長寺で開催されるこの禅とマインドフルネスの国際カンファレンスは、共同代表の二人が中高の同級生と中小企業のものづくりでの以前からの知り合いで、私自身も7年前から鎌倉での地域活動や報国寺の日曜座禅会に参禅していたということもあり、昨年からボランティア(作務と呼んでいます)としてお手伝いさせていただいています。
Yiri's Nightなどの宇宙関連イベントや、NPOやHAKUTO、SGACなど、宇宙コミュニティづくりを長らくしてきた私としても、地域コミュニティづくりやボランティアイベントノウハウの蓄積という意味でも、色々と新鮮で興味深く、大変参考になっています。
うちゅうビールで繋がった昨年の登壇者懇親会に引き続き、今年も点心庵の登壇者懇親会の担当サポートと当日ファシリテートに加え、新企画アフターパーティの準備・受付、日中は4セッションで、拙いながら司会を担当させていただきました。
最初の司会をさせていただいた、アイルランド系アメリカ人の修道女キャサリン・レイリーさんの、「沈黙の中のつながり」。
座禅は自分だけのためにするのではない、神の国は我が内にある、というお話にハッとさせられ、引っかかっていた違和感を払拭してくれました。
アカツキ塩田元規さんと荻野淳也さんの対談、「魂のジャーニー」では、塩田1.0から舌好調で、中々2.0まで進まず、タイムキープもヒヤヒヤでしたが、生々しいベンチャーの経営者としての精神状態を本音で語る姿に、会場も共感を寄せていました。
自分のベンチャー時代も思い出し、懐かしい気持ちになるとともに、これからのまだまだ続く魂のジャーニーを期待させる、熱いセッションでした。
懇親会は、昨年に続き、後半に1日目の様子の振り返りと、2日目の予告を、点心庵の坐禅堂の凛とした空間で、登壇者の対話形式で行いました。
森羅万象と一体となって、我をなくし己を見つめる禅の真髄を、去年にも増して感じられる空間になった気がします。
宍戸くんの翌日のセッションのネタバレに突っ込みを入れなければならなかったのが、天然なのか、笑いを取りに行っているのか、中高以来30年来の付き合いでも今だにわからないのは、私もまだまだ修行が足りないのでしょうか?w
2日目は、小野雅子さんの宇宙を感じるインド舞踊にも途中まで参加させていだき、素敵な舞に魅了されるとともに、振付の楽しさも味わえました。
1日目のアカツキ塩田さんに続き、2日目のカヤック柳澤大輔さんの方丈でのう◯こネタに、司会としてはハラハラさせられましたが、LOVOTを通して人間とは何かの理解が深まりそうな未来を感じさせてくれました。
最後の岸本早苗さんのセッションでは、打合せからご自身の壮絶な経験を通したセルフコンパッションのお話に、泣きそうになり、本番はやはり私が紹介で噛んでしまいましたが、彼女の優しく凛とした語り口で会場の聴衆をとりこにしていました。
鶴ケ岡会館のアフターパーティも盛り上がり、とても良い締めくくりになりました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
自然と調和した非線形文明へ、鎌倉はマインドフルユニバース(普遍的な、宇宙の)シティとして、世界の3歩先を歩み続けることでしょう。