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占星術を勉強しようと思ったワケ
まえおき
占いとは全く関係ないトコロにいた私が、どうして占星術を勉強したの?ということについて、書いています。
星への興味
自己紹介の記事でも、少し書いていますが、物心ついたときから、星・宇宙や神話は大好きでした。
なぜ好きかと問われると、単純に美しいし、なぜか惹かれる
このときは、そんな感じで、かるーく星に触れていただけでした。
※ご興味ある方は、こちらもご覧いただけるとうれしいです。
サイアクな思い出
月日はながれ、社会人になって、中堅になり、会社が求める自分と、自分が求める自分の方向性に歪みが生じ、自分の強みはなんだろうかと悩むようになりました。
あるとき、一人でふらっと買い物をしていたとき、地元のちいさな占い館の看板が目に入ったので、「モノは試しだ」と思って、鑑定してもらいました。
その際、ネイタルチャートをみてもらったところ、当時の私にとっては、少々ショックなことをいわれたのです。
この出来事をきっかけに、私は、占星術が大嫌いになり、毎月みていた雑誌の星占いも読まなくなりました。
今振り返ると、誰が悪いということではなく、その鑑定士の方と当時の私の感性・相性が合わなかった。
ただ、それだけだったと思います。
(※話の都合上、必要な部分なのであえて記載していますが、決して当時の鑑定士の方を否定するものではありません。)
しかし、この出来事が、後に占星術家としての活動の糧となります。
人は運命を避けようとしてとった道で、しばしば運命にであう
その後、会社の制度で海外研修に行ったことをきっかけに、東京へ異動が決まりました。
異動した当初は、東京に来れてうれしかったですが、数年たつと、部のいろんなところが目につくので、やはり異動先でも、会社が求める自分と、自分が求める自分の狭間に立たされて、悩みます。
あ、ここに来たの、間違いだったかも
切磋琢磨出来る環境だと思ったのに、全然違った
なんで、この部署に異動希望を出してしまったんだろう
そんな気持ちで悶々としていたころに、カードリーディングと出会い、そのご縁で、再び占星術に巡りあったのです。
カードリーディングや占星術を学びはじめた頃は、正直ヤケクソでした(笑)
私は、常に何かに挑戦したい、学びたいという欲が人一倍強いのですが、異動先は仕事柄、ルーティーンワークが多い上に、保守的な人ばかりで、何をするにも窮屈だったんです。
もう今の仕事なんかやってられるか!!
と、当時はフラストレーションがたいぶ溜まっていました。
なので、仕事とは全く関係ないことを勉強してやる!!という反骨心がトリガーとなり、占星術を猛勉強し出します。
占星術を勉強し始めてからは、忘れていた情熱ややる気を取り戻した気がして、とても楽しかったし、心も穏やかになりました。
なぜかというと、どうして自分が占星術やアニメ・声優さんに興味を持ったのか(もちやすかったのか)、社会における役割は何か、自分のネイタルチャートを自分で読むことで、すべて腹落ちしたからです。
腹落ちできるなら、実のところ、なんでもよかったのかもしれません。
しかし、私にとっては、納得できる理由をくれるツールが占星術だったのだと思います。
また、サイアクな思い出となった鑑定で、当時言われたことも、着眼点がわかったので、当時の鑑定士の方に、悪気があったわけではないこともわかりました。
かといって、自分が悪かったわけでもない、とちゃんと向き合えたので、占星術に対する不信感を払拭し、過去に起きたことの意味を塗り替えることが出来たのです。
さらに、自分だったらどう伝えるだろうかと、考えるきっかけにもなりました。
この気づきは、占星術家として、大きな一歩だったのではないかと感じます。
そして、今ではこう思っています。
一度は嫌いになってそっぽ向いたけど、やっぱり出会うべくして、占星術に出会った
なので、私と占星術の出会いは、この名言がぴったりです。
人は運命を避けようとしてとった道で、しばしば運命にであう
ラ・フォンテーヌ
Try and error
やりたいことを見つけるって、言葉でいうのはカンタンですが、どうやって見つけるのか、その方法は、誰も教えてくれません。
やりたいことの見つけ方が、数学の方程式のように、公式があればきっと悩まないでしょう。
私の場合は、紆余曲折あって、占星術にたどり着いたワケですが、まだまだ道の途中で、一歩一歩、踏みしめて進んでいます。
時には失敗することもあるかもしれませんが、失敗から学ぶこともあるはずです。
もし、少しでも興味があることがあるなら、よく考えて、そしてやってみることが、次の一歩につながると感じます。
Try and errorのその先に、本当にやりたいことが待ってるかもしれない
人生一度きりだから、反省はしても後悔はしない
そのぐらいのテンションが、これからの風の時代の生き方らしくていいです。
私もいつでもニュートラルな視点で、星を読むことを心がけたいなと思います。
(c)emma