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2/29放送分【あらためて感動経験】

生涯学習の一環で土曜の朝に放送されている「ひょうごラジオカレッジ」の感想とボート競技をからめた感動エッセイをつづっています。スタートして4年目。noteでも公開することにしました。過去分も随時アップ中。目録はこちら〔21年度〕〔~20年度

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20/02/29放送分
「日本のフィギアスケートの今」
小林芳子 先生

これまでにもラグビーの平尾剛先生やマラソンの有森裕子先生の講座から多くを学ばせていただきました。

漕艇競技においてローカルながら指導者の立場で活動させていただいている私にとって、今回も多くの学びがありました。特に一貫した選手強化の仕組みでした。

印象に残った話を箇条書きにしてみます。

  • ノービス(一定のランクに達していない初心者)からジュニア、そしてシニアとはっきりと段階が分かれている

  • 成長の途中には長野県野辺山合宿での有望新人発掘があり、それが世界への登竜門になっている構造がある

  • 指導面においては、プロのコーチを指導する小林先生達の指導強化部の存在がある

  • 指導現場ではあらゆるスポーツの基本としてのウォーミングアップとクールダウンを徹底し、それをフォローするしっかりとした医科学グループ体制を敷いている

  • 映像技術を最大活用しての自己分析の徹底をしている

  • 大きくはチームジャパンとしての団結の構造がある。そしてそれらの根幹には「アドバイスを素直に受け入れる事の重要性」という指導方針が存在する

世界に伍して、スーパースラム、絶対王者を輩出されている構造の裏面を整然とご紹介いただけました。

それに対して我々の漕艇競技は世界的な歴史伝統はあるものの、一貫した指導体制という面では、未開の黒い大陸です。この差をどう埋めればよいのか途方にくれる思いです。

なにから手をつければいいのか? その中で私自身どういう位置付けで活躍できるのか? おおいに反省させられました。

過日の有森先生の講義で「それぞれのスポーツはその学びを得るための手段であり、ドラマの中から深い感動を経験していくことこそが大切なのだ」という言葉をヒントとして日々深く思考し、自分にできる事、組織としてすべき事を一つ一つ積み重ねることだけは続けなければと思っています。

漕艇精進。

20/03/04
アストロケン

2/2放送分【下手はへたなりに】<前 次>3/7放送分【薄汚れた青春のグラフィティ】

<今日のつぶやき>

明日は「総会」あらため「打ち合わせ」開催日です。

HAT神戸ボートコース設立実行委員会【HAT神戸レガッタ】で活動しています。


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