ジャパニーズ トップガン
映画「トップガン マーヴェリック」を観てから、数日がたちました。
私の脳裏にはまだF-18が飛び回っています。
体はGで押さえつけられ、身動きがとれません。
しばらくは「トップガン」から連想したような記事を未練がましく書くかと思いますが、ご容赦ください。
私は飛行機が大好きです。乗るのも見るのも。
子どものころ、親に連れられて行った航空祭でアクロバット飛行を見たのがきっかけかもしれません。
ここからはちょっと自慢話になります。
わたくし、ホンモノの戦闘機パイロットさんを知っています。
数年間ですが、仕事をご一緒していた時期があるのです。
その方は職場のレクリエーションの時、よくフライトジャケットを着て来られていました。
もちろんレプリカではなく、現役の時に着用されていたホンモノです。
私は一度、そのジャケットを着させてもらったことがあります。
ジャケットには胸や肩にエンブレムがついていました。
色とりどりの刺繍が施されてあり、その方のネームもローマ字で入っていました。
そして、この文字。
Blue Impulse!
そう、その方は泣く子もだまるブルーインパルスのパイロットさんでした。
しかも一番機! つまり編隊長! 日本のマーヴェリック!
今はどうかわかりませんが、その当時自衛隊は50代半ばで定年退職となっていたそうです。
パイロットも例外ではなく、その方も定年後の第ニの職場でご活躍されていました。
とても温和な方で、経歴を知ったとき腰が抜けるほど驚いた記憶があります。
その方のご自宅に数人で遊びに行ったときの写真が、手元にあります。
広い客間の壁には、たくさんの額や写真がかけられています。
額装された数々のエンブレムの中に、ウィングマークがあるのが見えます。ああ、もっとアップで写真を撮らせてもらえばよかった…。
そして、一枚の写真が目をひきました。
レイバンの(ような)サングラスをかけ、フライトジャケットを着たその方が、航空ファンの少年と一緒に機体の前で記念撮影されたものでした。
いやもうかっこいいのなんのって。
ご一緒に仕事をしていたときは失礼ながらフツーのおじさんに見えていましたが、現役のお姿はまぶしいほどのオーラです。
その写真を見た瞬間、私は「きゃあ〜っ!トップガンみたい!」と黄色い声で叫んだのをよく覚えています。
いやその時「トップガン」観てなかったやろおまい!(令和4年の私がつっこみます)
でも本当にこんなふうに見えたのですよ。その頃にお会いしたかった…。
いつも読ませていただいているnoterさんの記事で、2013年のドラマ「空飛ぶ広報室」がTVerで配信されているのを知りました。
航空自衛隊やブルーインパルスが出るドラマだそうです。
「トップガン」だけでなく、これも観てなかったのかよ私。
往年のパイロットさんを思い出しながら、ドラマを楽しもうと思います。