43(黄泉)への扉が開く時 〜 文学フリマ福岡10出店宣言(C-43)
文学フリマの会場には、魔物が棲んでいるようです。
去年の9月。
大阪で開催された文学フリマに軽い気持ちで行った私は、すっかりその魔物に魅入られてしまいました。
気がつくと、その5ヶ月後の文学フリマ広島に出店していました。
それからさらに数ヶ月たった今、私はまた魔物棲む沼へと身を投げ入れることになったのです。
2024年10月27日(日)。
福岡市において開催される文学フリマ福岡10 に
「にじいろライブラリ」として出店いたします。
広島では穂音さんが助っ人として隣に座ってくださいました。その節は本当にありがとうございました。
そして福岡ではこの方!
ご存じ語学の探求者、Ryéさんが手伝ってくださいます。
百人、いえ、一億人力です。勝ったも同然です。私は寝てても大丈夫です。
Ryéさん、本当にありがとうございます泣。
先週、会場配置図が公開されました。
私たちのブースは、ええと、どこかしら?
あった、Cの43ね。
角地だし、なかなかいいんじゃない?
え……43? …よみ?
私とRyéさん、そしてB編集長は、思わず背中に冷たいものが流れるのを感じました。
黄泉!
なんという引き寄せでしょうか。ブルブル。
私たちが震えたのは、このためです。
先日思わせぶりな投稿をしたこれが、ついに白日の下に晒されます。
(Maryé Jane だなんてオサレな名前、いったい誰のことでしょうね?)
このmini文庫は、三つの短編からなっています。刊行の季節に合わせ、いずれも「ゾンビ」をテーマとしたお話です。
この本を「C-黄泉」ブースで売るなんて、もはや奇跡としか言いようがありません。ブルブル。
そのタイトルを特別にお見せしましょう。
①ヒューマンドラマ『死人のおれとオニの指導者』
②ホラー『赤い瞳のヘレン』
③ミステリ『烏魂の夢』
誰がどれを書いたのか、ぜひ想像してみてください。
そして三作三様のゾンビの世界を、どうぞお楽しみに!
そして、奇跡はそれだけではありませんでした。
私たちの向かって右隣C-44は、こちら。
2月の広島でお会いしたホシガラスさん、猫Lunaシオンさんのブース「星空とトタン屋根」さんです。よろしくお願いいたします。
こちらは隣接申請をしたので、お隣なのは当然ではあります。
ですが、さすがに斜め後ろまでは申請しておりません。なのに、C-05がまさかの!
みんな大好き文フリの女王、SHIGE姐さんのブースまでおびき寄せてしまいました!
思えば、広島でも私たちの真後ろが「つるるとき子書店」さんでした。私がぼやぼやしていて隣接申請をしそこなったはずなのに、神が真後ろに配置してくださいました。
私はつくづくブース運が良いようです。SHIGE姐さん、よろしくご指導くださいませ。
さあ皆さん、10月27日は選挙やらなんやらでお忙しいとは思いますが、どうぞ文学フリマ福岡10のゾーンC へお越しください。
そして、黄泉への扉をお開けください。