オタクと自己成就的予言
自己成就的予言というのは、くだけていえば、「言い続けてたらほんとうにそうなっちゃうかもだぞ」ってこと。
自分にはいろいろと思い当たる節がある。特にゲームで。
いい体験も。わるい体験も。
いい体験からしゃべりますね。
人生で初めて推しができました。
アイコンにもなっている、「愛本りんく」ちゃん。
最初の出会いは始めたばかりの頃の初回10連ガチャ。
コラボかつ最高レアを1発で引いたキャラで印象に残って…
そして時がたつうちに、一番カードを集めていました。
そこからですね。
「かわいい!」という気持ちが芽生えました。
「なんかいっぱいいてかわいい!」「アニメかわいい!」
「かわいい!」と頭の中で連呼してたら、りんくちゃんだけ意識してみるようになって、気付いたら最推しになってました。
こんな感じで、最初は興味があまりなくても、
言い続けてると本当にかわいく見えてくる。興味が湧く。
結果、心からそう思うようになるんです。
最終的に、最推しになっています。
言葉の力って、無意識に自分自身に影響してくるんですよ。
そして、わるい体験だってもちろんあります。
自分は昔とあるソシャゲにはまってました。
数年前にかなり人気だったものなのですが、夢中で遊んでました。
だけど、「サービスが終わるんじゃないか?」などと、
良くない噂を耳に挟んでしまったんです。
本当はそんなことなくて、ずっと続くんです。
ですが否定的な意見を聞くと、自分もそう思うようになりました。
だんだんと、粗が多いと考えて、ゲームが楽しくなくなってきました。
本当は粗なんて気づかないくらいしかないのに、です。
結果、そのゲームは何をしても楽しめなくなって、消してしまいました。
情報って怖いですよね。
影響を受けてしまうと、その情報と同じように受け取ってしまう。
そしてコンテンツに接しても文句ばかりでてきてしまう…
影響を受けて無意識に浮かぶ文句が、静かに自分の心を追い込んでいたんだなぁ、と思っています。
経験則ではあるんですけど、自己成就的予言はあると言えます。
だったら、ポジティブな効果を利用したいです。
いいところをいっぱい発信して、それを見てくれた人にも影響を与えたい。
そうしてコンテンツが繁栄してくれたら、嬉しい限りですね。