雨の日に〜ストリングスの響きに酔う

バイオリズムで導く、あなたの夢先案内人。
アソシエ　山本乃梨子です。会社員との複業中です。
溝口式分析学で、性格・潜在能力・能力適性だけでなく、行動の最適なタイミングをアドバイスし、あなたのなりたい姿の実現に向けてのガイドをいたします。
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ふと気がついて窓を見ると、しとしとと雨が降り始めていました。
こんな日には、ふと弦楽器の音色が恋しくなります。
過去、約10年間、ヴァイオリンを習っていたことがあり、コロナが終息したら、またレッスンに通いたいと思っているんですよね。

そんな私が選んだ、「雨の日に聴きたい弦楽プレイリスト」をお楽しみください。

ヴァイオリンソナタ第1番ト長調『雨の歌』作品78

ブラームス ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 ≪雨の歌≫
シェリング（Vn）/ルービンシュタイン（Pf）
 Brahms Violin Sonata No.1

愛称となった≪雨の歌≫というのは、ブラームス自身によって付けられた題名ではなく、ブラームスが1873年に作曲した同名の歌曲「雨の歌」作品59-3のメロディを第3楽章に引用したことから、≪雨の歌≫と呼ばれるようになりました。
この元になった歌曲「雨の歌」には、作詞した詩人グロートによって、
「雨が降ると裸足になってはしゃいだ子どもの頃を懐かしむ」という内容の詩が付けられています。
正当派のシェリングと20世紀を代表するピアニストルービンシュタインの名演奏でお楽しみください。

ロマンス イ長調 作品94

Joshua Bell and Jeremy Denk Perform Robert Schumann 'Romance No 2 in A major, Op 94'

1849年、ロベルトがクララへのクリスマス・プレゼントとして作曲したと伝えられる《3つのロマンス op.94》。
その中の素朴で温かな第2曲です。

温かく穏やかな雰囲気に包まれた旋律が、中間部では短調に変わり、やや動きのある不安げに心をざわめかせます。
アメリカのグラミー賞受賞ヴァイオリニスト、ジョシュア・ベルの演奏でお楽しみください。

カヴァティーナ 作品 85-3

Cavatina in A-Flat Major, Op. 85 No. 3

スイスの作曲家、ヨーゼフ・ヨアヒム・ラフ（1822～1882）が、1859年、結婚した年に発表したヴァイオリンとピアノのための『６つの連作小品』作品85（全６曲：1.行進曲 2.パストラール 3.カヴァティーナ 4.スケルツィーノ 5.カンツォーネ 6.タランテラ）の中の3曲目の曲で、非常に人気の曲です。（「カヴァティーナ」とは、歌劇の中でリート風な叙情歌の意味で用いられ、それが器楽に転用されたもの。）

私もとても好きな曲で、よく弾いていました。
20世紀後半における、最も偉大なヴァイオリニストの一人と評価されている、イツァーク・パールマンの若かりし頃の演奏です。

ラヴェンダーの咲く庭で

N.ヘス ／ ラヴェンダーの咲く庭で（Solo Vn. 古澤 巌）

日本では2005年6月に公開された、映画「ラヴェンダーの咲く庭で」のメインテーマ曲です。
ちなみに、映画でのヴァイオリン演奏は、前述のジョシュア・ベルが担当しています。
英国の大女優、ジュディ・デンチとマギー・スミスの共演が本当に素晴らしかったです。
私が尊敬するヴァイオリニスト、古澤巌の演奏です。
この曲、弾けるようになりたいな。

いかがでしたでしょうか。
このエントリーを書いている間に、雨は上がってしまいましたが、おかげさまで癒されました。
さあ、頑張って作業を再開します。