日本でのおみまい話(陽性者用 隔離施設)
なかなか終わらないコロナ禍
とは言え、ここまでに三回ワクチン接種をしているし
アルコール殺菌や外出時はマスクを着用しているから感染はしなかった
2022年8月迄は
とある金曜の夕方に自分が熱っぽい事に気付き体温を測ると38度超え
「まさか」と思い、抗原検査キットで確認すると陽性反応が
週末なのでドコの病院に電話をしても「週明けのテスト&対応」になります
感染者が増えている時なので仕方がないかとWEBで調べていると
休日でも陽性者登録はできるとか
申請をして数時間後に電話が鳴る
私の身分確認から症状の説明などを伝えると暫くして陽性者IDが届く
そのIDを入力すると翌日には宿泊施設から連絡があり明日から入所と
ここまで約3日間、物凄く素早い対応です
<入所当日>
約束の時間にタクシーから電話が。
運転手さんと感染者をキチンとわけるカーテンが貼ってある車で
無骨な社内喚起用の管が感染者エリアに新鮮な風を送り続けている
連れて行かれたのは品川プリンスホテル
普段見かける入り口ではなく感染者用専用のゲートから入所
自分の名前と部屋番号が書いてある封筒を手にしつつ部屋へ進む
途中には入所者用のゴミ箱が大量に並んでいた
部屋は一人で過ごすには充分の広さ
それどころか一人旅で利用する安宿よりも広いくらいだ
部屋で簡単に荷ほどきをしつつ入所時の封筒を確認
するとココでの生活ルールや時間、そして都知事からのコメントが
段々と隔離される雰囲気が出てきた
通常は発症時から10日間は経過観察が必要らしいし
微熱が下がらない人などは延長する事もあるらしい
私は週末をはさんだので7日の滞在
重症化している人と比べたら運よく短期の入所であるが
余り症状が無いからこそ時間を持て余す可能性が高い
という事で、さっそく自宅から持ってきたFireスティックを装着
なんと便利な世の中になったもんだ
そんな事を思っているとホテル内で昼のアナウンスが
「御食事の用意が整いました。マスクを着用し感染予防を~」
日に三回流れるアナウンスを聞くと
パブロフの犬状態でオナカが空き始める、不思議なものだ
私は7日間でしたが1日3食頂いたので計21食
まだまだ写真は沢山あるが、大体コレでイメージはできるでしょう
朝は比較的に軽めな食事(オニギリ2個に総菜)
昼と夜は余り変わらない(お弁当1個)
そんな感じ
でも2日に1回ほど有名な店のゴハンが出てくる
まい泉や崎陽軒、今半なんて時もありました
滞在中の楽しみは食事だけですので本当に嬉しかったです
滞在している我々が唯一しなければならない事
それが健康数値の報告(スマホのアプリ上で)
体温、脈拍、酸素量、血圧と体調アンケートを日に2回送信
朝は7時迄に、夕方は18時迄に入力しないと
すぐに部屋の電話が鳴ります
症状が急変する場合もあるので、そういう仕様なんでしょうね
<1日のスケジュール>
①AM5~6:00 起床 健康数値の報告
②AM7時半に流れるアナウンスを聞いて朝ごはんを入手
③PM0:00に流れるアナウンスを聞いて昼ごはんを入手
④PM4:00迄に 健康数値の報告
⑤PM6:00に流れるアナウンスを聞いて夕ごはんを入手
それ以外の時間は寝ていようが本を読んでいようが自由
ただ食事の配給以外に部屋を出てはいけないのがルールです
なのでゴミ捨てや日用品の入手は配給時に処理する必要があります
ゴハンが通常量では足りない人ならカップラーメンを(部屋で湯沸かし可)
個人的には「水」と「緑茶」しか選択肢がないので
インスタントコーヒーや紅茶などを御持ちになると良いかもと思いました